エイスースが高性能なSIMフリースマホ「Zenfone 11 Ultra(型番:AI2401_H)」を日本で7月5日発売!

ASUS JAPAN(以下、エイスース)は3日、最新フラッグシップスマートフォン(スマホ)「Zenfone 11 Ultra(型番:AI2401_H)」(ASUSTeK Computer製)のメーカー版(いわゆる「SIMフリーモデル」)を日本のオープン市場にて2024年7月5日(金)に発売すると発表しています。また発売に先立って7月3日(水)11時より予約販売を開始しています。

日本で販売されるモデルは内蔵メモリー(RAM)および内蔵ストレージの違いによって複数あり、価格(金額はすべて税込)はオープンながら希望小売価格および公式Webショップ「ASUS Store」や「ASUS Store 楽天市場店」では12GB RAM+256GBストレージモデルが139,800円、16GB RAM+512GBストレージモデルが159,800円となっています。

本体色は12GB RAM+256GBストレージモデルがエターナルブラック(型番:ZF11U-BK12S256)およびスカイラインブルー(型番:ZF11U-BL12S256)、ミスティグレー(型番:ZF11U-GY12S256)、デザートサンド(型番:ZF11U-OR12S256)の4色、16GB RAM+512GBストレージモデルがエターナルブラック(型番:ZF11U-BK16S512)およびスカイラインブルー(型番:ZF11U-BL16S512)の2色となっており、海外にて新たに発表された新色「バージャーグリーン(Vendure Green)」は台湾などの特定の国・地域限定で販売予定ですが、現時点で日本への導入予定はないとのこと。

販路はASUS Store以外にもAmazon.co.jpやエディオン、コジマ、Joshin、ソフマップ、ノジマ、ひかりTVショッピング、ビックカメラ、ヤマダデンキ、ヨドバシカメラといった量販店やECサイトのほか、一部の仮想移動体通信事業者(MVNO)にて販売されます。なお、Zenfone 11 Ultraは先に発売されたゲーミングスマホ「ROG Phone 8」シリーズとベースは同じで主な仕様は共通となっており、ROG Phone 8シリーズが同シリーズ初の防水・防塵(IP68)やおサイフケータイ(FeliCa)に対応しましたが、Zenfone 11 Ultraも同様に対応しています。

一方でゲーミング的な背面が光る機能や急速冷却用ヒートシンクなどの要素は省かれ、その分だけ薄型・軽量化されており、そのため、ケースや周辺機器も共通ではなく、外付け冷却クーラー「AeroActive Cooler X」もZenfone 11 Ultraは非対応となっています。また合わせてZenfone 11 Ultra専用別売アクセサリーとして画面保護シート「Zenfone 11 Ultra Antibacterial Glass Screen Protector(型番:ZF11U_SCREEN_GLASS)」がが販売され、希望小売価格およびASUS Storeでの価格は3,480円となっています。

さらにASUS StoreではZenfone 11 Ultraの発売を記念して3つの購入者特典が用意され、まずは送料無料、次に専用ケース「Zenfone 11 Ultra RhinoShield SolidSuit Case(standard version)」をプレゼント、そして最後にZenfone 11 Ultraと同時購入で対象アクセサリー( https://jp.store.asus.com/store/asusjp/ja_JP/list/categoryID.5325722200 )が15%OFFとなっています。


Zenfone 11 UltraはASUSが展開しているZenfoneブランドにおける新フラッグシップスマホで、Zenfoneとしては「ZenFone 3 Ultra」以来の久しぶりの“Ultra”を冠する大画面スマホとなり、ここ最近のZenfoneと同様にSnapdragon 8シリーズの最新版であるQualcomm製「Snapdragon 8 Gen 3 Mobile Platform」を搭載したハイエンドモデルとなります。一方、Zenfoneでは2021年に発売された「Zenfone 8」シリーズから小型モデルを中心に展開し、2022年に発売された「Zenfone 9」や2023年に発売された「Zenfone 10」は小型モデルのみでしたが、今年は大型モデルが投入されることになりました。

画面は上部中央にパンチホールが配置されたアスペクト比9:20の縦長な約6.78インチFHD+(1080×2400ドット)LTPO Flexible AMOLED(有機EL)ディスプレイを搭載し、パネルはSamsung Diplay製を採用しており、可変リフレッシュレート1〜120Hz(ゲーミング時のみ最大144Hz)や明るさ最大2500nits、DCI-P3 107.37%、sRGB 145.65%、NTSC 103.16%、HDR10、Amazon HDR、Youtube HDRをサポートしており、パンチホール部分には約3200万画素CMOS(1/3.2型、1画素0.7μm、RGBW、4in1)+広角レンズ(F2.5、焦点距離22mm相当)のフロントカメラが内蔵されています。







また顔認証に対応しているほか、生体認証として画面内指紋センサーも搭載しており、画面占有率は94%に達し、画面はCorning製の強化ガラス「Gorilla Glass Victus 2」で覆われているとのこと。背面パネルはマット仕上げとなっており、各本体色は世界中の風景からインスピレーションを得たとし、人気のクラシックなエターナルブラックとスカイブルーはスカンジナビアの青い昼空と黒い夜空から、新しいミスティグレーとデザートサンドはそれぞれ霧のかかった朝と息を呑むような砂丘から着想を得ているということです。さらに背面に鏡面仕上げのASUSの30周年記念ロゴが施されており、高級感と最高の持ち心地を実現しているとしています。サイズは約163.8×76.8×8.9mm、質量は約225g。

リアカメラは以下のトリプルカメラで、メインカメラはSony製センサー「IMX890」を採用し、Zenfone 10やZenfone 9のコンセプトを引き継いでメインカメラは「6軸ハイブリッドジンバルスタビライザー3.0」や「Super HyperSteady Video Stabilization」に対応しており、写真や動画の撮影が手ブレや被写体ブレのない状態を維持できるため、手軽にプロ品質の撮影を簡単に撮影できるようになります。さらに新たにAIポートレートビデオモードなどのAIを利用したカメラ撮影機能が強化されているとのこと。

・約5000万画素CMOS(1/1.56型、1画素1.0μm、PDAF、4in1)+広角レンズ(F1.9、焦点距離23.8mm相当、6軸シンバル、OIS)
・約1300万画素CMOS(1/3.0型、1画素1.12μm)+超広角レンズ(F2.2、焦点距離12.7mm、画角120°)
・約3200万画素CMOS(1/3.2型、1画素0.7μm、PDAF)+望遠レンズ(F2.4、焦点距離65.3mm相当、光学3倍ズーム、OIS)





音響面では空間オーディオ技術「Dirac Virtuo」による3Dサウンドとハイレゾ対応による原音に忠実なサウンド再生が可能なデュアルステレオスピーカーを搭載するほか、デュアルマイクによるノイズ除去技術「ASUS Noise Reduction Technology」やOZO Audioによる3D録音技術「3D surround-sound recording」に対応し、3.5mmイヤホンマイク端子も搭載しています。また外部接続・充電端子はUSB Type-C端子となっており、同梱品にはACアダプターは付属していませんが、USB-C to USB-CケーブルやSIM取り出しピン、専用ケース、簡易説明書などの紙類が付属しています。

バッテリー容量は5500mAと大容量となっており、電池持ちが最大26.5%向上して約376時間(4G)の連続待受時間や約3804分(VoLTE)のいるほか、急速充電(最大65W)やQi(Version 1.3)に準拠したワイヤレス充電(最大15W)に対応しています。またさまざまな機能においてAIが導入され、例えば、音声通話をリアルタイムでテキスト化して翻訳してくれる「AI 通話翻訳」や録音中やすでに録音してある既存の音声ファイルから「レコーダー」アプリを使ってリアルタイムの文字起こしができる「AI 文字起こし」、6つの異なるスタイルに基づいてパーソナライズされた壁紙を簡単に作成できる「AI 壁紙」などが利用できるようになっているということです。なお、AI 通話翻訳やAI 文字起こし、AI 壁紙は発売時点ではベータ機能となるとのこと。


さらに「ASUS GlideX」を使えば、スマホからパソコン(PC)などの他の製品の画面にアプリをミラーリングしたり、簡単にファイル転送をしたり、ビデオ会議をしたりでき、生産性向上アプリ「Phone Link」ではドラッグ&ドロップによるファイル転送、PCからのテキストメッセージ送信、通話管理、通知のカスタマイズを可能にし、スマホとPCとの間でのユーザー体験(UX)を再定義して比類のない利便性と効率性を実現しているとしています。OSはAndroid 14をプリインストール。

その他の仕様ではWi-Fi 7に対応したIEEE802.11a/b/g/n/ac/ax/be準拠(2.4および5、6GHz)の無線LAN、Wi-Fi Direct、Bluetooth 5.4、NFC、位置情報取得(デュアルバンドA-GNSS:GPS、Glonass、Galileo、BDS、QZSS、NavIC)、加速度センサー、近接センサー、環境光センサー、ホールセンサー、ジャイロセンサー、電子コンパスなど。なお、RAMはLPDDR5X、内蔵ストレージはUFS4.0となっているとのこと。SIMはnanoSIMカード(4FF)スロットが2つのデュアルSIMデュアルVoLTE(DSDV)に対応しており、日本向け製品の携帯電話ネットワークの対応周波数帯は以下の通り。

5G NR (SA&NSA): n1 / n2 / n3 / n5 / n7 / n8 / n12 / n18 / n20 / n25 / n26 / n28 / n38 / n40 / n41 / n48 / n66 / n77 / n78 / n79
4G FDD-LTE: B1 / B2 / B3 / B4 / B5 / B7 / B8 / B12 / B17 / B18 / B19 / B20 / B25 / B26 / B28 / B32 / B66
4G TDD-LTE: B34 / B38 / B39 / B40 / B41 / B42 / B43 / B48
WCDMA: 800 / 850 / 900 / 1700 / 1900 / 2100MHz
GSM: 850 / 900 / 1800 / 1900MHz

その他、他のメーカーと同様にASUSでもサステナビリティーに注力しており、本体フレームは環境に優しい100%リサイクルされたアルミニウムで作られており、フロントパネルには平均22%のリサイクルされたガラスで構成され、本体やケーブルの包装もFSC認証の再生紙や大豆由来インクを使用し、紙の使用量を36%削減することによってパッケージに使用するプラスチックの94%削減にも成功し、ASUSではより循環型サプライチェーンに1歩近づいたとしています。

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2024-07-05



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記事執筆:memn0ck


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