男子バレー日本の宮浦健人【写真:VNL提供】

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ネーションズリーグ

 23日まで行われたバレーボールのネーションズリーグ(NL)男子のフィリピン大会で予選リーグ12試合が終了し、日本代表は9勝3敗の4位でファイナルラウンドに進出した。日本に0-3で敗れた米国のリベロは、25歳の宮浦健人に「完全破壊」された瞬間を「クレイジーだった」と動画とともに回顧している。

 23日、日本は最終戦で米国と対戦。チームトップの18得点を挙げた宮浦は、5本のサービスエースをマークする大活躍だった。その1つは、剛速球で曲がりながら落ちていき、米国のリベロのエリック・ショージを強襲したもの。ショージはレシーブを試みるも、喉付近にボールが直撃し後ろに倒れるしかなかった。

 ショージは自身のTikTokで実際の動画を公開。動画内では「はい、これは僕です。あのサーブで完全破壊されました」と自虐的に笑った。「でも大丈夫。ただ、あのサーブに感銘を受けたよ。あのスピンにあのスピード……ナイスサーブ、以外に言うことなどないよ」と、少し大げさに手を額に当てて脱帽していた。

 日本は米国に3-0で勝利し、8チームで争われるファイナルラウンドに4位で進出。現地27日にポーランドで行われる準々決勝ではカナダと対戦する。

(THE ANSWER編集部)