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 日本バレーボール協会は24日、パリ五輪に出場する男子日本代表12人を発表し、石川祐希(28=ペルージャ)、西田有志(24=大阪ブルテオン)、高橋藍(22=サントリー)らが選ばれた。

 フィリップ・ブラン監督率いる日本代表は「史上最強」と言われる。昨年のパリ五輪予選で本大会出場権を獲得。開催中のネーションズリーグでは決勝トーナメント(27〜30日、ポーランド・ウッジ)進出が決まっており、昨年大会の銅メダルを上回る決勝進出を目指している。

 23日の1次リーグ最終戦で米国にストレート勝ちし、世界ランクは過去最高の2位に浮上。26日(日本時間27日)に行われるパリ五輪の組み合わせ抽選会では、シード国としてC組に入ることが決まった。パリ五輪では72年ミュンヘン五輪以来52年ぶりのメダル獲得に期待がかかる。

 ネーションズリーグでは14人が登録されたが、五輪は12人。メンバー選考のポイントの一つと目されていたリベロには山本を選出した。

 ブラン監督は「とても悩ましいところだった。それでも1人しか選べない。山本というのが効果的なプレーを全体的に見た時に山本の方が抜きんでていた。自分も年をとっているので、今回五輪メンバーのセレクションは5回目。2人の差はすごく小さいものだった。最終的にはやらなきゃいけないからやったけど、感情的には厳しかった」と振り返った。

 以下、発表された五輪メンバー。

1 西田 有志 OP 大阪ブルテオン

2 小野寺太志 MB サントリーサンバーズ大阪

3 深津 旭弘 S 東京グレートベアーズ

4 宮浦 健人 OP ジェイテクトSTINGS

5 大塚 達宣 OH 大阪ブルテオン

6 山内 晶大 MB 大阪ブルテオン

8 関田 誠大 S ジェイテクトSTINGS

10 高橋 健太郎 MB ジェイテクトSTINGS

12 高橋 藍 OH サントリーサンバーズ大阪

14 石川 祐希 OH シル・スーサ・ヴィム・ペルージャ、イタリア※主将

15 甲斐 優斗 OH 専修大学

20 山本 智大 L 大阪ブルテオン

リザーブ 11 富田 将馬 OH 大阪ブルテオン