3回、3試合連続本塁打となる23号2ランを放つ大谷(提供・共同通信社)

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 「ドジャース7−2エンゼルス」(22日、ロサンゼルス)

 ドジャース大谷翔平選手は「1番・DH」で先発出場し、三回の第2打席で3試合連発となる23号2ランを放った。4打数1安打2打点でナ・リーグ2冠をキープ。直近7戦6発の量産態勢に入っており、打点でもトップのオズナ(ブレーブス)と7打点差に迫った。

 試合後、グラウンドインタビューに応じた大谷はまず「オフェンスもよかったけど、グラスノーのピッチングが素晴らしかった。それに尽きるかなと思います」と7回2失点10奪三振の先発右腕をたたえた。「特に何も。打席、打席でお互いに他の選手ともコミニュケーションとりながらできてるのがいいのかな」と打線爆発の要因を語った。

 推定140メートルの飛距離に関して問われると「打球速度的には素晴らしい打球。良い眺めだったなと思います」と自画自賛した背番号17。今季初着用のシティコネクトユニホームには「勝っていい縁起がかつげるんじゃないかなと思います」と表情をゆるめた。

 歓喜の瞬間は三回無死一塁の第2打席だった。浮いた変化球を完璧にとらえると、打球は右中間スタンドに飛び込んだ。打った瞬間に行ったと分かる完璧な確信弾。推定飛距離140メートルの特大弾に5万3273人が詰めかけたスタンドは大歓声に包まれた。これで年間47本ペースとなり、21年にマークしたキャリアハイの46発を上回る快進撃となっている。