アイルランド戦で2ゴールを決めたロナウド photo/Getty Images

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サウジアラビアでの成績をどこまで評価すべきなのか。ポルトガル代表に合流したFWクリスティアーノ・ロナウド(アル・ナスル)にはそんな不安の声もあるが、先日行われたアイルランド代表との親善試合では2ゴールを記録。EURO2024本番へ順調な仕上がりを見せてくれた。

英『The Sun』によると、このアイルランド戦での活躍からロナウドをEURO2024の得点王筆頭候補へプッシュする声がSNS上で増えている。欧州でのプレイから離れているとはいえ、実力的には得点王候補に含めるべき選手だ。

「彼はまたEURO得点王のタイトルを勝ち取るんじゃないのか」

「まさかこれで39歳とは」

「彼は2026年のワールドカップに出場するだろう」

ロナウドは2022年のワールドカップ・カタール大会にて、大会途中にスタメン落ちの屈辱を味わった。その後アル・ナスルでのプレイが始まったわけだが、そこでは64戦58ゴール15アシストと驚異的な成績を残しており、純粋にサッカーを楽しめているようにも見える。マンチェスター・ユナイテッドで思うような時間を過ごせていなかった2022年当時に比べて、今の方が心身共にコンディションは良いと言えよう。

アル・ナスルではチームタイトルを獲得できていないが、今月行われたアル・ヒラルとのサウジアラビア国王杯・決勝ではPK戦の末敗れ、大粒の涙を流していた。39歳を迎え、欧州を離れた今も勝利に対する欲望は失われていない。今回のEURO2024にも強烈なモチベーションで臨んでくるはずで、ロナウドが主役になる可能性も十分にあるだろう。