ドイツ代表に追加招集されたドルトムントMFエムレ・チャン photo/Getty images

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12日、ドイツサッカー連盟はバイエルン・ミュンヘンに所属するMFアレクサンダル・パプロビッチがEURO2024の代表活動から離脱し、代役としてドルトムントに所属するMFエムレ・チャンを追加招集することを発表した

現在20歳のパプロビッチは、今月4日の国際親善試合ウクライナ戦でドイツ代表デビューを果たすと、14日から開幕するEURO2024本大会のメンバーにも選出。若き才能として活躍が期待されていたが、直前で扁桃炎を患ってしまい、代表活動からの離脱を余儀なくされる形となった。

そんなパブロビッチの代役を務めることとなったのは、現在30歳と経験豊富なエムレ・チャン。今季は、ドルトムントで公式戦38試合に出場し、2ゴールを記録。ドイツ代表としても通算43試合に出場しており、昨年9月以来の招集となった。
 
ドイツ代表を率いるユリアン・ナーゲルスマン監督はドイツサッカー連盟の公式サイトにて、チャンに対しての信頼を示すコメントを残している。

「我々はチームにもう一人6番が欲しいと思っており、エムレ・チャンを招集することにした。彼はすぐに熱意とチームへの参加意欲を示してくれた。多くの試合に出場し、プレッシャーにも負けないメンタリティを持つ選手だ。彼は正に今、私たちが必要としている選手だ」

今大会で28年ぶりの欧州制覇を目指す開催国のドイツ代表。15日にグループリーグ初戦のスコットランド戦を迎えるが、勝利を飾れるのだろうか。