オランダ代表は親善試合で躍動 photo/Getty Images

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中盤のリーダー格の1人と考えられていたMFフレンキー・デ・ヨング、MFトゥーン・コープマイネルスが負傷離脱するのは大きな痛手だが、オランダ代表はEURO2024へ順調にコンディションを上げている。

今月の親善試合では6日にカナダ代表を4-0、10日にはアイスランド代表も同じく4-0の大差で撃破しており、かなり自信を持ってEURO本大会へ臨めるのではないか。

今回オランダに敗れたアイスランドのメディア『Visir』は「オランダ代表はEUROへ躍動している」と見出しをつけ、アイスランドを粉砕したオランダのパフォーマンスを絶賛している。

アイスランドの選手もオランダのクオリティを称賛していて、DFヴァルゲイル・フリドリクソンは「とても難しかった。彼らはどのエリアも非常にクオリティが高い。スペースがあれば、そこを突いてくる。このゲームではそれが4回も起こった」と攻撃のレベルを絶賛。

同じくアイスランド代表MFハコン・ハラルドソンは「彼らは最終ラインの背後のスペースを突くのが信じられないほど上手かった。彼らはサイドからこちらのペナルティエリアにボールを入れ続けていた」と語っている。

オランダは3月の親善試合でもスコットランドを4-0のスコアで撃破したゲームがあり、攻撃陣はまずまず好調と言えそうだ。守備面もフィルジル・ファン・ダイク、ネイサン・アケ、マタイス・デ・リフト、ミッキー・ファン・デ・フェンらタレント力は抜群だ。頂点を狙えるチームに仕上がっていると言えよう。