先日アイスランドに無得点で敗れ批判も浴びるサウスゲイト監督 photo/Getty Images

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イングランド代表のガレス・サウスゲイト監督(53歳)は、EURO2024で優勝できなければ、退任する可能性を示唆した。

「もし優勝できなければ、私はもうここにいないだろう。そうなれば、これが最後のチャンスになるかもしれない」と開催国ドイツの『Bild』紙に語った。

「私はもう8年近くここにいる。我々は、あと少しのところまでいった。もう少し猶予をくださいと国民に言い続けることはできない。やがて人々はそのメッセージを信じなくなるからだ」

イングランドサッカー協会(The FA)は、2026年ワールドカップまで続投を望んでいるがサウスゲート監督は契約延長に応じていない。

サウスゲイト監督は2016年に就任すると、W杯ロシア大会で4強、EURO2020準優勝、W杯カタール大会で8強に進出。主要タイトルこそ獲れていないが、イングランド代表はめきめきと実力を蓄えてきており、EURO2024の優勝候補にも挙がっている。

「代表チームの監督の約半数がこの大会後に退任すると思う。国際大会というのは、そういうものだ」と語り、退路を断って背水の陣で今大会に臨む覚悟のようだ。