26年W杯決勝の舞台に英注目(写真はイメージです)【写真:徳原隆元】

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カナダ、メキシコ、アメリカの3か国共同開催の26年W杯

 2026年6月にカナダ、メキシコ、アメリカの3か国共同開催となるワールドカップ(W杯)で決勝の舞台と報じられている豪華スタジアムに英メディアが注目し、「フットボールファンを感嘆させる見事な設備を備えている」「息を呑むようなスタジアム」と称賛している。

「世界最大のHDTVと格納式屋根で歴史を刻む2026年W杯決勝スタジアムの内部」と報じたのは英紙「ザ・サン」だ。正式発表はされていないものの、NFLのダラス・カウボーイズの本拠地として知られるAT&Tスタジアムが26年決勝の舞台になると見られている。

 記事では「米テキサス州アーリントンにあるAT&Tスタジアムは、2026年W杯決勝の開催地となる予定だ」と記し、「息を呑むようなスタジアムは8万人の観客を収容」と外観や内観を紹介している。

 当時、総工費13億ドル(約1925億円)と報じられたAT&Tスタジアム。「幅160フィート、高さ72フィートという世界最大の驚異的なハイビジョン・テレビがある。この規格外の特大スクリーンには、アーリントン市が3150万ポンド(約57億円)もの巨費を投じた。巨大スクリーンだけでなく、3000台ものテレビがスタジアム内に点在している。また、天候に左右されずにイベントを開催できるよう、開閉式の屋根も備えている」と説明を加えた。

 さらに「フットボールファンを感嘆させる見事な設備」と絶賛し、「もし決勝が屋根付きスタジアムで行われればW杯史上初。スタジアムを再構築すれば収容人数を10万人に増やすことも可能」とも言及。この豪華スタジアムでW杯決勝が実現すれば、文字どおり壮観な光景が広がりそうだ。(FOOTBALL ZONE編集部)