総重量約1kg!『肉屋食堂たけうち』でデカ盛りすぎる「かつ丼」を食べてきた
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●2023年自分へのご褒美カツ丼を食べに、美味しいと評判の店へ
もうすぐ2023年も終了。となると、1年の自分へのご褒美にいい肉を食べたい! しかも、できれば良心的な価格で上質な肉を、と思い向かったのは新小岩にある『肉屋食堂たけうち 新小岩本店』。実はここ、オーナーが元々精肉店を営んでいたので、牧場直送のお肉や、卸から直接購入できるため、いい肉がリーズナブルで食べられると人気の店です。店頭では和牛メンチカツやこだわりコロッケなども販売しています。
メニュー。「極厚とんかつ丼」も迷ったけれど、希少部位の文字に惹かれてリブロースに決定!
席につき、早速メニューをチェック。「ポークステーキ」や「トンテキ定食」も気になるけれど、心はすでにトンカツ。なのでロースにするかヒレにするか、なんて思っていたけれど、希少部位・数量限定の文字に引き寄せられて、「リブロースかつ」に決定。
しかもご飯は、小盛150gから特盛500gまで五段階、追加料金なし! これはもちろん、特盛でしょう、ということで、「リブロースかつ・丼物」のご飯特盛で注文決定です。
カツが丼からこぼれ落ちそうな「リブロースかつ丼」952g
「リブロースかつ・丼物」1749円。味噌汁、浅漬け、そして味変アイテムがセットに
目の前に登場したのは、すっごく分厚いカツがのった、ど迫力の丼ぶり。計測すると、かつ丼は高さ約11cm、重さは952g。味噌汁は192g、漬物は12g。つけ汁は26g。トータル1182g(器の重さを除く)。わさびとか刻み海苔を足して、おおよそ1.2kg、という巨大サイズです。
カツは大きな一切れで、厚さ約2cm、縦横は4×11cm。丼ぶりからもう少しでこぼれ落ちそうな迫力があります。
蓋はあっても閉まらない。そして卵の上にのっている感じ。だからカツだけでも楽しめる
「うちのは、とじないカツ丼なんですよ!」と話すのは店長の栗原幹和さん。卵でとじてないから、衣もサクサクです。なので、添えられている岩塩やわさび、刻みのりなどでカツだけの味を楽しむこともできます。そして、付け合わせのつゆは、店で豚肉から出汁をとり、魚介を合わせて味をつけたもの。豚と魚介のダブルの旨みがたっぷりです。
カツの厚さは約2cm。ほんのりピンク色で、絶対に美味しいでしょこれ! 美しい~
ちなみに店のメニューの中に「とんかつ味変五撰」と書かれたものがあったので、改めて見直してみると、「杉桶天然醸造 尾張のたまり」「自家製辛味噌」「ヒマラヤ岩塩使用の檸檬の塩」「ドイツ アルプス岩塩」「本わさび使用の茎わさび(+60円)」などが紹介されています。
卓上に置かれた調味料を見ると、尾張のたまりや辛味噌、岩塩2種などが置いてある。ということは、一緒に出てきたわさびやのりだけではなく、卓上のアイテムも使っていろんな味を楽しんでね、ということでしょうか。うわ~。これは嬉しい。
ふっくら卵がかかったごはん。ごはんも実はこだわりの秋田こまち!
「豚肉は常陽牧場直送のリブロース肉で、サシと肉の柔らかさが抜群なんですよ。揚げる前で約300gのボリュームです。揚げ油は、サラダ油とラードをブレンドしたもので、パン粉は生パン粉を使っています。ご飯は秋田のあきたこまちですね。大潟村から直送した鮮度の良いものです。他にも、卓上にある生七味は店で手作りしているものなんですよ」(店長・栗原さん)
改めて話を聞くと、一つ一つにこだわり満載。店がトンカツをはじめ、料理に対して真剣に向き合っていることがわかります。
ふりかけ、わさび、そして刻みのり。カツにはもちろん、卵ごはんにぱらっとかけても美味しい
まずはアルプス岩塩をかけて一口。そして次にレモン塩をかけてもう一口。肉の旨み、甘さがじゅわ~っと伝わってきます。続いてわさびでほんのちょっぴり刺激を加えると、豚肉の脂がわさび効果でスッキリ。爽やかな旨みへと進化していきます。
ここでご飯を一口。とろとろ卵のふんわりご飯は、やはりカツと合う! 続いて卓上のたまり醤油&わさび・のりの3つでいただくと、もう一気に和の世界。カツ丼だからもともと和ではありますが、より上品な美味しさにランクアップします。ご飯を特盛にしておいてよかった。トンカツが300gに対してご飯は本当は倍のボリュームが欲しいぐらい。というか、卵ご飯だけでもすっごく美味しいので、食べるスピードが加速していきます。
たけうちのカツ丼は自分へのご褒美飯として最強!新小岩までわざわざ来る価値アリ
「現在竹の塚に工場を建てている最中。完成次第、ラインナップが増える予定です」(店長の栗原幹和さん)
岩塩で、わさびで、たまり醤油で、辛味噌で、出汁で……と一口ずつ楽しんでいたら、気がついたら完食。一口一口がウマくて無心になって食べてしまいました。トータル約1.2kgもありますが、味変が豊富かつ、肉そのものが甘くて美味しいとあっさりいけちゃった、という感覚です。
次回はメニューで大きく紹介していた、豚の極厚ステーキ300gのトンテキ定食にするか、ポークステーキ定食にするか。一番人気メニューの国産豚の生姜焼き定食も食べたい。なので、次回は友達を誘って、みんなでシェアしたいと思います!
(取材・文◎いしざわりかこ)
●SHOP INFO
店名:肉屋食堂 たけうち 新小岩本店
住:東京都葛飾区新小岩1-32-5
TEL:03-3655-4129
営:11:00~15:00、17:00~22:00(L.O.各30分前)
休:なし(2023年12月31日~2024年1月4日までは休み)