東京芝は引き続き決め手重視 東京メインはアグラードが差し切る

　金曜正午の段階で、3場揃って芝ダートともに良。あすも雨が降る予報はなく、良での開催となるだろう。東京の芝は内外フラットの高速決着。ペース次第で逃げ切りから差し切りまであるが、基本的には決め手のある馬を重視したい。ジリ脚の馬は割引。ダートは展開次第でどうにでもなる。

　京都の芝はA→Bコース替わり。先週は外差し有利の傾向だったが、内側の荒れた部分が概ねカバーされたので、内を通った逃げ先行馬の粘り込みが増えるかも。前半戦の傾向をチェックしたい。ダートは平均的な馬場コンディション。目立った傾向はなく、ペース次第では待機組にも出番がある。

　福島の芝は開幕週らしく、コンディションがいい。1200mと1800mは1＆2枠が有利になるだろう。展開次第で差せなくはないが、S～Mペースで流れれば前の組が有利になる。

【注目馬】
東京11R・アグラード…ゴールに向けてグングンと加速した前走の未勝利勝ちが示すように、いい決め手の持ち主。最内枠がカギだが、スムーズに捌けさえすれば、このメンバーでも勝ち負けになる。

京都11R・ピューロマジック…前走は同日の古馬2勝クラスを0秒3も上回る好時計勝ちだった。距離も体型から見て、1400mまでなら大丈夫。コース替わりで内が伸びるようなら、押し切りまであっていい。

福島12R・オックスリップ…最内枠からハナに行けそうなメンバー構成。開幕週の馬場も味方に逃げ切る。