「脱退ならなぜ退所しない?」A.B.C-Z河合郁人に疑問寄せられるも、本人は“事務所問題に涙”のジャニーズ愛
河合郁人(公式ホームページより)
9月21日、A.B.C-Zの河合郁人が、12月21日をもってグループを脱退すると発表された。なお、引き続きジャニーズ事務所には所属し、個人のタレント活動を続けていくという。
事務所の公式サイトでは、こうつづられている。
《河合は、以前より『40歳までに自身がMCを務める冠番組を持つ』『MCとしてのポジションを確立する』という目標を掲げておりました。今後の活動について考える中で、目標を達成するためには、自分の持てる力と限りある時間をこれまで以上に注ぎ込まなければならないと考え、グループを離れ、個人で活動することを決意いたしました。そして、話し合いを重ねた結果、メンバーは河合の意思を尊重し、今回の結論に至りました》
河合本人のコメントでは、《僕は40歳までに自分がMCの冠番組を持つ事 MCというポジションを定着させる事を目標としています。》と説明し、《今まで以上にもっと深くこの世界を経験し、極めていかないと自分の目標を叶えることはできないと思い個人での活動を選びました。自分自身が目標とするMC像に近づく為にさまざまな現場を経験して、今まで以上に勉強しないといけないと思いました》と、脱退に対する思いをつづっている。
事務所が性加害問題に揺れるなかでの発表に、SNSでは疑問の声があふれた。
《河合くん。。。脱退?このタイミングなら退所かとおもったよ》
《え…河合なんで?! 退所しないなら今のままじゃダメなの?なぜ21日?年末のカウコンまで無理なん?!今この時期にこの発表は担当さんに酷だよ…》
《河合くん、なんで。退所はしないけど脱退するなんて…。すごくびっくりしてるし5人のA.B.C-Zを応援してたのにすごく残念です。A.B.C-Zでデビューできたからこそ、個人仕事にも繋がってたと思うのにな。コンサートでこれからもA.B.C-Zをよろしくって言ってたのに自分は脱退なんだね。》
河合といえば、“ジャニーズ愛”にあふれたキャラで知られ、東山紀之や松本潤などの仕草をまねた「ジャニーズものまね」でブレイク。バラエティ番組だけでなく、2020年から情報番組『ゴゴスマ』(TBS系)の金曜レギュラーとして活躍してきた。ここ数カ月取りざたされてきた事務所の問題について、9月8日、同番組で涙ながらにコメントする姿は話題を呼んだ。
「ジャニー喜多川氏がこのようなことをやっていたということはとても残念ですし……。この世界に憧れて入って、成功してやるという気持ちで勉強して、今も目標に向かって進んでいるわけですけど、僕と同じような気持ちだった方々がそういう行為を受けていた。僕はジャニー喜多川氏に対して許せない気持ちでいます」
ファンに向けての思いを聞かれると、「このような状況でも応援してくださっていることに」と話したところで声をつまらせながら「本当に感謝しています」と発言。「僕たちタレントよりもファンの皆さんの方が絶対つらい思いをしている。東山さんだけでなく、一人一人この事務所にいるタレントが、責任を持って一からしっかりと作っていかないといけない」と語り、今後についても「偽りなく嘘もなく、正直にこれからもコメンテーターとしてコメントしていきたいと思っています」と締めくくった。
「河合さんは幼い頃からの“ジャニーズ好き”を公言し、先輩たちのものまねで人気を得てきましたから、退所という選択肢は取れないでしょう。『ゴゴスマ』では、『僕も一生をかけて被害に遭われた方のケアだったり後輩へのサポート、ファンの皆さんへのパフォーマンスを今まで以上に力を入れていきたい』とも語っていました。
事務所への不満があるというよりは、グループでの活動に限界を感じていたのかもしれません。ただ、A.B.C-Zはちょうど体調不良で休養していたメンバー・塚田僚一さんが復帰したタイミングでした。応援してきたファンとしては、かなり複雑な思いがあるのでは」(芸能記者)
河合は22日、金曜レギュラー『ゴゴスマ』の出演を控えている。河合本人の口から、グループ脱退が語られるのだろうか。