中島健人(左上)、ノア(右上)、藤森慎吾(左下)、ミラージュ(右下) (C)2023 PARAMOUNT PICTURES. HASBRO, TRANSFORMERS AND ALL RELATED CHARACTERS ARE TRADEMARKS OF HASBRO.(C)2023 HASBRO

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現在公開中の映画『トランスフォーマー/ビースト覚醒』から人間側主人公ノア・ディアスと新登場のトランスフォーマー・ミラージュの吹替版の掛け合いシーンが公開された。ノアは男性アイドルグループ「Sexy Zone」の一員・中島健人が、ミラージュはお笑い芸人の藤森慎吾が演じており、2人の演技力の高さが評判となっている。

『トランスフォーマー』(TF)シリーズはタカラトミーの変形ロボット玩具。1984年に日米のコラボで誕生、コミックやアニメで好評を博し日本でも逆輸入されて人気を得た。1997年(日本放送時)の『ビーストウォーズ 超生命体トランスフォーマー』は爆発的ヒットを記録している。
2007年、マイケル・ベイ監督、スティーブン・スピルバーグ製作総指揮によって、記念すべき実写映画版1作目が製作され、空前の大ヒットを叩き出した。待望の最新作にして、新シリーズの幕開けとなる『トランスフォーマー/ビースト覚醒』は2023年8月4日(金)より大ヒット上映中だ。8月6日(日)までの3日間で興行収入3億5322万6320円を記録し、同日公開の洋画作品でNo.1の大ヒットスタート! この成績は、前作『バンブルビー』との対比で驚異の153%となっている。

日本語吹替版には、人間側の主人公のノア役を中島健人、ヒロインのエレーナ役を仲里依紗、ノアの相棒的存在で実写シリーズ初登場のTFミラージュ役を藤森慎吾、またシリーズで不動の人気を誇るオプティマスプライムの声を過去シリーズに引き続き玄田哲章が担当。
実写シリーズ初登場のゴリラ型TF「オプティマスプライマル」の声は『ビーストウォーズ』に引き続き子安武人、ほかにも高木渉、柚木涼香、本田貴子、ファイルーズあい、武内駿輔ら豪華声優陣が参戦し、日本語吹替版の演出を伝説的アニメシリーズ『ビーストウォーズ 超生命体トランスフォーマー』を担当してきた音響監督・岩浪美和が務めたことも大きな注目を集めている。

今回、ノアとミラージュの出会いのシーンをとらえた日本語吹替版本編映像が公開された。
車から変形するTFを初めて目の当たりにし動揺しながらも果敢に立ち向かおうとするノアを中島が、またそんなノアを警戒するどころか、オートボットらしからぬ親しみやすさとユーモアでマイペースにしゃべり倒し、しまいには友達になろうと語り掛けるミラージュを藤森が熱演! 中島と藤森それぞれの魅力がキャラクターとマッチし、2人の演じるノアとミラージュによって紡がれていく物語の展開が気になってしまうワンシーンとなっている。

ミラージュは主にポルシェに変形するTF。実車映画版には今回初出演だが、初代アニメ版ではF1に変形するTFとして登場、日本版では「リジェ」という名で活躍した。
車種が異なり、性格も『ビースト覚醒』独自の味付けが強いので、実写映画版からのファンは単に新キャラとして見ればいい感じになっている。なお自分の幻影(=ミラージュ)を作り出し自由に操る能力はアニメ版から引き継がれている。

1990年代を舞台にTFたちの新たな物語を描く新シリーズの幕開けとなる本作。
中島は今作でシリーズ初登場となる動物型のトランスフォーマー「ビースト」の原作となるTVアニメ『ビーストウォーズ 超生命体トランスフォーマー』シリーズを幼少期から愛するほどのTF好きで、藤森もかねてから映画『トランスフォーマー』シリーズの大ファンであることにくわえて生粋の車好き、今回抜擢されたミラージュの変形前であるポルシェは別型でありながらも所持していたことがあるなど、それぞれシリーズへの思い入れやキャラクターへの共通点で「TF愛」溢れる面々の揃うキャスティングが実現!

中島は「ファンとしてはこの機会に立ち会えること、そしてこの作品に参加させていただける事が、何よりも幸せなので、テンションが今から上がっています。皆さんに完成版をとにかく観て頂きたいと思っていますし、この作品をきっかけに、自分も『進化』という意味で『トランスフォーム』できる様に頑張っていきたいと思います!」と語り、藤森は「キャラクターの説明文に『TFには珍しくおしゃべりで、お調子者のムードメーカー。チャラく見えるが、実はとても仲間思い』と僕に合わせて書いてくれたのかなっていうくらい(自分の)イメージにピッタリなキャラクターだったので、楽しく演じさせていただきました!」とやる気と自信に満ちたコメントを寄せている。