【独占動画】本人役で映画主演!GENERATIONSの怖いものは?

写真拡大 (全6枚)

 

猛暑に背筋も凍る…本格ジャパニーズ・ホラー、映画『ミンナのウタ』が、8月11日(金・祝)公開。主演は、デビュー10周年を迎えたGENERATIONS。全員が本人役で登場し、“呪いメロディー”の恐怖に巻き込まれていく――

GENERATIONSの白濱亜嵐さん、佐野玲於さん、小森隼さんにインタビュー! 映画の見どころや、10周年の思いをうかがいました。

【動画】「ミンナのウタ」公開記念!ホラー特集

根がふざけた人だからこその恐怖




――ハリウッドでもリメイクされた『呪怨』シリーズや、『犬鳴村』『忌怪島/きかいじま』など様々な話題作を世に送り出すジャパニーズ・ホラーの巨匠・清水崇監督による“音楽”を呪いの元凶とした、視覚と聴覚に訴える体感型ホラー映画『ミンナのウタ』。清水監督の印象は?

白濱「ホラー映画が好きで、清水監督の作品もいろいろ見させて頂いています。監督と初めてお会いした時は“ちょっと気難しい感じの方なのかな?”という印象を受けたんですが、お会いして最初の言葉が『僕、霊感とかないんで』で(笑)。とても気さくな方で、監督との仲が縮まるのも早かったですね」

小森「僕も最初は“ちょっと怖い人なのかな?”という印象だったんですが、お話ししてみたら明るい雰囲気の方で、作品とのギャップが意外でした」

――清水監督の演出はいかがでしたか?


白濱「お芝居の面では自由にやらせていただいたのですが、“ホラーをどう見せるのか”という面でいろいろ教えていただきました。普段にはないアングルやカットがたくさんあって。振り向くときも気持ち悪いくらい長い間を持たせるとか、ホラーならではのナチュラルじゃない演技の指導をしていただきました」

小森「僕は演技に関してはあまり経験がないので、現場で自分なりに考えて向き合っていた中で、監督が寄り添ってくださり感謝しています。僕は1人のシーンが多かったので、“1人でどうしよう…”と不安だったところを、監督やスタッフさんが良い空気を作って下さって、本当に楽しい現場でした」

佐野「ホラー映画を観るのは苦手なんですが、演じる側としてはすごく楽しいと思いました。裏側を知れたり、ホラーならではの照明の使い方やアングルも見られて刺激的で。トラックイン(カメラが移動して被写体に近づき撮影)の秒数も具体的で、“ここでこうくるんだ!”みたいな感動がいくつもありました。ホラー映画は、出来上がった作品と実際の現場の空気感のギャップが大きいんだなと思いましたね。撮影の中で感じたのは、清水監督は根がふざけた人だなと」

小森「うん(笑)」

白濱「本当にそう(笑)」

佐野「だよね(笑)。“そりゃ、こういう人が作ったら斬新な映画が出来るよね!”って納得させられた感じでしたね。鏡への映り込み方ひとつでも、凡人には思い付かないことで、全てが斬新。そういうのを現場でたくさん見て、根がふざけた大人である清水監督じゃないと、この映画は出来ないなと思ったんですよね。遊び心が活きている映画だと思います」

――メンバー全員本人役ですが、見どころは? また、自分を演じるということで、難しかったところはありますか?

白濱「私服のシーンがいくつかあって、衣装チームとディスカッションして、どこまでリアリティを残すのかをみんなで相談したことが印象的でした。マネージャーさんとの関係性も、どこまでリアルに再現するかも、いろいろと考えた中の一つでしたね。僕だったらタメ口だけど、他のメンバーは敬語だったり。メンバーに対しても、関口メンディーのことを、隼は『メンさん』、僕は『メンディーくん』と呼んだりとか。いろんなところにリアルな関係性の再現が挟み込まれているので、そこも見所だと思います」

小森「僕自身のキャラクターを台本に落とし込んでいただいたので基本的にはフランクでしたが、大きな声を上げたり、メンバーと話したりするシーンはちょっと照れ臭かったです。自分なのに自分じゃない経験を引っ張ってくるって難しいなと思いました。でも、そこも逆に見所なのかなと思います」

佐野「本人役でリアルではあるけど、やっぱり作品なので、フィクションとノンフィクションの境目を行き来していた感じでした。ライブ映像とか、実際の事務所が出てきたり、リアルなGENERATIONSだったんですが、ストーリーが進むにつれてリアルじゃなくなっていくところも見所なんじゃないかなと思います。演じる上では、そういうところの温度感をリアルからお芝居に変えていくというところに苦労しました。あまりに自然だと、逆に…」

白濱「怖さがなくなっちゃうんだよね」

佐野「そうそう! 本当に自然過ぎると怖くなくなっちゃうんですよ。そこが“ホラーをどう見せるのか”というところなんだと思います」

小森「そこは独特な感じだったよね」


――誰が1番普段の姿と近かったですか?

白濱「僕はセリフ量も多かったので“白濱亜嵐を演じる”という感覚が強かったし、他のメンバーもそれぞれ自分を演じていた感覚だったと思うんですが、唯一、中務裕太だけはそれを感じませんでしたね(笑)。何も考えず演技をしていた感じがしました(笑)」

佐野「なんなら裕太くんは、“映画に出ていることすら意識になかったんじゃないかな?”と思いますね(笑)。裕太くんだけは逆にリアリティがあったというか、台本が本人とかけ離れてなかった」

小森「普段から『霊感ある』って言ってたりするしね(笑)」

【後編】では、10年前の自分と、これからのGENERATIONSについてのお話を!


映画『ミンナのウタ』は、8月11日(金)全国公開!
初日8月11日(金)より3日間限定で、GENERATIONSの背後に「なにか」が映り込んだ “心霊写真風”フォトカードを入場者プレゼント配布。裏面にはGENERATIONSと一緒に心霊写真が撮れるプレミアムイベントへの応募サイトを掲載。いち早く劇場へ!

 


スタイリスト:葛西‟ジャンボ”克哉
ヘアメイク:米持冬花(JYUNESU)

(撮影:Marco Perboni / 取材・文:武市尚子)

【プロフィール】
GENERATIONS from EXILE TRIBE(ジェネレーションズ フロム エグザイルトライブ)
7人組ダンス&ボーカルグループ。2012年11月21日、シングル「BRAVE IT OUT」でデビュー。2015年、2017年にはワールドツアー、2018年には初のドームツアーを開催。2019年には初の全国5大ドームツアーで46万人を動員。2023年3月8日、10周年YEAR初となるオリジナルアルバム「X」をリリースし、3月25日より「GENERATIONS 10th ANNIVERSARY GENERATIONS LIVE TOUR 2023 “THE BEST”」開催中。

メンバーは、白濱亜嵐(しらはま・あらん)、片寄涼太(かたよせ・りょうた)、数原龍友(かずはら・りゅうと)、小森隼(こもり・はやと)、佐野玲於(さの・れお)、関口メンディー(せきぐち・メンディー)、中務裕太(なかつか・ゆうた)。
X(Twitter):@ generationsfext
Instagram:@generations_official
YouTube