イヴ・サンローランのメイクアップエキスパートに聞いた！最新“港区キャリア女子”メイクの全貌

2023年8月4日 5時3分

「人は見た目が9割」とはよく言われるが、女性の印象はほぼメイクで決まると言っても過言ではない。

港区のキャリア女子に、丸の内OL。青山の外資アパレル女子など…。

自分が思い描く理想の姿になりたいなら、メイクの仕方をアップデートするのがベスト。

どんなテクニックを取り入れれば、なりたい自分になれるのか。

デパコスのBAさんにアドバイスをもらいながら、一緒に学んでいこう。

Vol.1のテーマは、港区キャリア女子

今回、登場するのは…

イヴ・サンローラン・ボーテ表参道フラッグシップブティック
メイクアップエキスパートの宇野千秋さん

今回、港区キャリア女子らしいメイクを教えてくれるのは、イヴ・サンローラン・ボーテ表参道フラッグシップブティックのメイクアップエキスパート・宇野千秋さん。

BA歴は11年目。最近は“脱マスク”をする人が増え、改めて自分に似合うリップやファンデをレクチャーする機会が増えたとか。

モデルは中北成美さん

中北さんのインスタアカウントはこちらから

凛とした中に色っぽさが漂う、港区キャリア女子メイク

ポイントは、最後にのせるラメ入りアイシャドウ。まずは、ブラウンシャドウのグラデとアイラインで、キリッとした印象の大人な目元を作り、その上にラメをON。これだけで上品な艶っぽさが手に入る。

さらにベースは自然なツヤだけを残した、内側から光り輝くマット肌に。最後に深みのあるローズのリップを唇にのせたら、完成！

使用コスメは、こちら。

（右から）
・ピュアショットエアリーライト UV50　7,700円（税込み）

・オールアワーズリキッド LN4　7,370円（税込み）

・アンクルドポーオールアワーズセッティングパウダーユニヴァーサル　7,150円（税込み）

・ラディアントタッチ No.2　5,940円（税込み）

優秀リキッドファンデで、内側から光り輝くマット肌に

スキンケアを終えたら、まずは下地として「ピュアショットエアリーライト UV50」をのせていく。

このとき、頬の高いところからタッピングするように伸ばす。最初にのせたところに下地が多くつくため、自然と頬にツヤが出てキレイに見える。

頬に伸ばした後は、鼻→アゴ→額の順にのせていく。

続いて、ファンデーション。「オールアワーズリキッド」を半プッシュほど手の甲に出し、下地と同様に、頬の高いところからタッピングするように塗り広げていく。

こうすることで、顔の赤みやくすみを自然に飛ばしてくれる。

こちらのファンデーションは、スキンケア成分が約77％配合されているので、肌に優しいのも嬉しいポイント。

ファンデーションを塗り終えたら、ここでコンシーラーをON。使用するのは魔法のペンと呼ばれる「ラディアントタッチ」。

こちらを目頭の下、目尻から上、小鼻、口角ラインの4ヶ所に仕込んでいく。こうすることで、よりくすみが飛んで、メイクの仕上がりをワンランクアップさせることができる。

仕上げに「アンクルドポーオールアワーズセッティングパウダー / ユニバーサル」をブラシで広げて、ベースメイクは完成！

パウダーをのせるのはフェイスラインと鼻、リップ周りのみ。最低限に抑えることで、自然なツヤ感を残そう。

使用コスメは、こちら。

（右から）
・クチュールミニクラッチ 100　9,900円（税込み）※8月4日新発売

・マスカラヴォリュームエフォシル WP 1　4,620円（税込み）

・クラッシュライナースティロウォータープルーフ 1　3,960円（税込み）

上質なきらめきを放つパールで、目元をドレスアップ

アイシャドウをのせる前に、先ほどの「ラディアントタッチ」をまぶたに仕込もう。

目元にはファンデーションを塗っていないので、肌の色味を整えつつ、この後にのせるシャドウの密着度も高めてくれる。

まぶたに半円を描くようにのせ、指で叩くように伸ばす。

続いて、アイシャドウ。まずは「クチュールミニクラッチ」の右上の一番明るいベージュ系カラーを筆に取り、アイホール全体に伸ばす。

次に、右下のピンク系ベージュカラーをブラシにとり、アイホールの半分ぐらいまで色を重ねる。

「クラッシュライナースティロウォータープルーフ」で上まぶたのインラインを引く。まつ毛の生え際と粘膜を丁寧に埋めて。

通常のアイラインは引かずに、目尻のみ1～2mmほど、はみ出すようにアイラインを描く。

あくまでも目尻から少しはみ出す程度、長く描きすぎるのは古くさくなるのでNG。

アイラインを引いたら、左下の締め色の赤み系ブラウンシャドウをブラシに取り、まずは上まぶたの目頭にのせて、アイホールの輪郭に影をつける。上まぶたの中央にはのせないように。

そして先ほど引いた目尻のアイラインを、ボカすように同じシャドウをのせる。

その後ブラシに残ったパウダーを、下まぶたにも軽くのせる。このとき下まつ毛の隙間を埋めるように、ポンポンと軽くのせるのがポイント。

最後に左上のラメシャドウを指に取り、アイホールの黒目中央にのみ、のせていく。粒子の細かいラメなので、肌になじみながらも上品に光り輝いてくれる。

また角度によって、ゴールドにもシルバーにも輝くので、暗がりでも見惚れるほど美しい目元が作れるはず。

マスカラは、根元から塗って目をより大きく！

アイメイクのラストは、マスカラ。「マスカラヴォリュームエフォシル WP」を使って、さらに目力をアップさせていく。

塗り方のコツは、マスカラ液を“まつ毛の根元”にたっぷりとのせること。こうすることで、より目元の印象をはっきりとさせることができる。

何度か根元にマスカラを重ね、小刻みに横へ動かす。その後はまつ毛を撫でるように、スーッとブラシを上へ持ち上げる。

ブラシに残ったマスカラ液を、下まつ毛に軽くのせるのも忘れずに。

使用コスメは、こちら。