幅広い商品を取り扱う「ダイソー」。店内を見渡すと「こんなものまで…!」と驚くようなアイテムも多々ありますよね。今回ライターの高木沙織さんが見つけた「くるくる海苔パンチ」もそのひとつ。気になる使い心地をレポートしてくれました!

ダイソーで発見したアイテムでプチストレスを軽減

おにぎりや手巻きずしを食べるときに、ご飯に巻いたのりが噛み切れずに苦戦したことはありませんか? とくに、つくってから時間が経ち“のりがしっとりした”おにぎりときたら、なかなか手ごわいですよね。

食べているうちに形が崩れてしまったり、のりだけがはがれてしまったりすることもあるのではないでしょうか。「湿気を吸うと歯切れが悪くなるから仕方ないのかもしれない…」と諦めかけたとき、ダイソーで魔法のようなアイテムを発見しました!

●のりを入れてネジを巻くだけでOK!

以前、“のりに穴”を開けてからご飯に巻くと、グッと歯切れがよくなるという裏技が話題になりました。自宅にあるフォークやおろし金を使ってのりに穴をあける方法もあるそうですが、細かい作業がちょっと面倒…。

そこで気になったのが、今回ご紹介するダイソーの「くるくる海苔パンチ」です。

「くるくる海苔パンチ」は、ネジを巻くだけで、のりに無数の小さな穴をあけてくれる便利なキッチンアイテムです。

デザインはまるでハンディクリーナー(コロコロ)なのですが、似て非なるもの。

本体中央には横に細長く広がったのりの差込口があり、右側には赤いネジ。とてもシンプルなつくりをしています。

使い方も簡単で、のりを入れてネジを巻くだけの簡単2ステップ。たったそれだけで、のりにたくさんの小さな穴をあけることができるのだそう。

ハンドルの両サイドにある留め具を外せば、中のパーツを取り出すことも可能。使用後は丸洗いできます。

食洗機OK。

●おにぎりが劇的に食べやすくなった…!

では早速、商品パッケージ・裏面に掲載された使用方法を参考に「くるくる海苔パンチ」を使ってみたいと思います。

用意するのは、「くるくる海苔パンチ」本体とのり。のりは2切サイズもしくは、差込口に入るサイズなら問題なく使うことができそうです。

まずはステップ1。のり1枚を本体中央の差込口に入れ、下から1cmほど出します。

のりが本体内に巻き込まれることがあるので、必ず1cmほど出してからスタートするようにしてください。

続いてステップ2。右側の赤いネジを手動でクルクル、のりを最後まで巻ききります。

ポイントは、ネジをゆっくり巻くこと。“バチン、バチン”とネジを巻くたびにのりに穴があく音。それと、手ごたえが感じられればOK。早く巻きすぎた結果、穴が十分にあかなかったのでここが重要です。

下から出てきたのりがこちら。

全体にまんべんなく、小さな穴があいているのがわかります。これをフォークでやろうとしたら、チクチクと結構大変そう…。だけど、「くるくる海苔パンチ」を使えば、1枚あたりほんの数秒で“穴あきのり”が完成!

また、“穴があいている”といってもごく小さな穴なので、ご飯に巻くときに破れたりする心配もありません。

おにぎりはこのとおり、手でパカッとキレイに割ることができました。食べてみると、ちゃんとひと口で噛み切れる! おにぎりののりはしっとり派。その一方で、ほぼ毎回といっていいほど噛み切れないもどかしさを感じていた筆者にとって、これは…ささやかな幸せです。

●手巻きずしでもお試し

海鮮をメインの具材にした手巻き寿司はどうでしょう。おにぎりのときよりも、のりが具材の水分を吸ってしっとり…。そのうえ、のりを何周にも巻くことでより噛み切りにくくなるだろうと予想していたのですが、格段に食べやすくなっていると実感。

「くるくる海苔パンチ」は、のりはしっとり派にとっての神アイテムかもしれません。

また、これなら小さなお子さんもパクパクとおにぎりを食べられるのでは? 気になった方は、店舗やネットストアをチェックしてみてくださいね。

詳しい使用方法や使用上の注意は、パッケージ裏面に記載されています