冷たいドリンクをたくさん飲みたくなる夏。家族に人気でコスパがいいドリンクといえば「麦茶」ですよね。でも煮出したり麦茶パックを入れたりするのも毎日のこととなると面倒。少しだけ中身が残った麦茶ポットやピッチャーが放置される「家族のだれが麦茶つくるの問題」も発生します。ここでは、アラフィフの夫婦ふたりで暮らすミニマリストのブロガー・本多めぐさんが、「麦茶づくりを究極までラクにするコツ」について教えてくれました。

 

【写真】「粉」で売られているお茶3種

夏の最強アイテム「粉」の麦茶をおすすめする4つの理由

夏には欠かせない「麦茶」。家族のために、毎日麦茶をポットにつくりおきして、夜にはポットを洗って、またつくって…と面倒ではありませんか?
そんな「麦茶づくり疲れ勢」におすすめするのは「粉」の麦茶です。好きな分量だけつくれて、つくりおきの手間から開放されます。今日はアラフィフ夫婦が暮らすわが家が、粉の麦茶を選ぶ4つの理由をお伝えします。

 

●1:必要な分量だけ麦茶をつくれる

ご家族が多い場合、毎日1L以上の麦茶を消費することは日常茶飯事。そんなときには、たくさんつくっておくと便利ですよね。しかし、わが家のようなアラフィフのふたり暮らしなら、そんなに大量に麦茶を飲むことはありません。

そんなときにおすすめなのが「粉」の麦茶。これならつくりたい分だけつくれます。たくさんつくるときにももちろん対応できるし、カップ一杯だけ、またはカップに半分だけ飲みたいときにも、適量の粉を水やお湯に溶けば好きな量ができます。

私が準備しなくても、夫も飲みたいときに麦茶を用意できます。おいしいのはもちろん、その手軽さがとても便利なんです。

 

●2:冷蔵庫の中で場所を取らない

次に、冷蔵庫のスペース問題です。夏場はとくに、保存食や冷たいデザート、さらには野菜やスイカなどのフルーツ、冷蔵庫の中に入れておきたいものがたくさん。そんなときに、大きな麦茶ポットがどーんと場所を取っていると、ストレスを感じてしまいますよね。

ここでも粉の麦茶が活躍します。粉のお茶にすることでつくりおきがなくなり、冷蔵庫の中はいつもスッキリ。食材を取り出すのもラクちんです。

●3:毎日洗う手間が省け、麦茶ポットを手放しスッキリ

また、麦茶をつくる手間と共に、ポットを洗う手間もはぶけます。毎日、忙しい日々の中で麦茶をつくり、そして一日の終わりにポットを洗うなんて、思うだけで疲れてしまいますよね。私たちアラフィフ世代は、少しでもラクをしたい。そんな思いがあるのは、自然なことです。

粉の麦茶なら、水かお湯さえあればいつでもつくることができます。そして、その都度使うコップだけを洗えばいいのです。さらに、大きなポット自体を手放すことができれば、キッチンもスッキリ。

 

●4:その都度つくることで、気分で好きなお茶が飲める

そして、最後に気分の問題です。毎日同じ麦茶ばかりだと、飽きてしまうこともありますよね。ほかの冷たいドリンクが欲しい日も、大量につくりおきした麦茶が余ってしまうと思うと、なんだか心が重くなりますよね。

私自身、その日の気分に合わせたお茶を飲みたい方です。毎日同じ麦茶を大量につくりおきしてしまうと、そんな自由な選択が難しくなります。

それに対して、粉の麦茶なら、その日の気分によってお茶を変えることも可能です。朝はさわやかな麦茶、昼は落ち着いた番茶、夜はリラックス効果のあるルイボスティーと、その都度違うお茶を楽しむことができます。

ちなみに、伊藤園の麦茶は西友で452円。50杯分なので一杯に換算すると9円です。パックのお茶よりは割高ですが、パックのお茶は量が多すぎて、ひと夏で飲みきれないこともあり、ふたり暮らしには適量だと感じています。

 

●アラフィフ世代、小さな家庭では「粉」のコスパがいい

これらの理由から、粉の麦茶を強くおすすめします。家族がたくさんいるときは、もしかしたら麦茶パックで大量につくりおいするほうがコスパがいいかもしれません。

ですが、ひとりやふたり暮らしの消費量では逆に粉の麦茶のほうがムダが出ません。今の暮らしにフィットするアイテムを選ぶとラクできるのではないでしょうか。