気持ちを前向きにするために、目指したいのは身軽な暮らし。ESSE収納&インテリアグランプリの受賞者、津田麻美さんにごちゃつきがちな日用品のしまい方を教えてもらいました。

実用性アップ&生活感を隠す「身軽なしまい方」

生活感の出がちな日用品も、カゴやボックスで目隠しすればすっきり。見た目だけでなく、サイズや出しやすさも重視して選ぶのがポイント。

●玄関

買い物用エコバッグはカゴにひとまとめ

1週間分の食材をまとめ買いするため、複数のエコバッグが必須。「玄関のフックにかけたカゴに収納。口が広いので出し入れもスムーズです」

マスクは大きめのシェーカーボックスへ

外出時に使うマスクは風合いのあるシェーカーボックスに入れて玄関に常備。「大きめのボックスなら、サイズや形違いのマスクも入ります」

●キッチン

毎朝飲む漢方は木製のボウルに

朝食前に飲む漢方薬は、飲み忘れがないようにキッチンの目につく場所へ。「雰囲気のあるボウルへ入れれば、取りやすく出したままでもおしゃれです」

はぎれのぞうきんは深めのカゴに

使い古したふきんは小さく切ってコンロ用のぞうきんにし、カゴに入れてキッチン棚へ。「深さのあるカゴを選べば、中身が見えずすっきり」

ナッツやお茶類はガラス容器にストック

よく使うナッツやお茶は「セラーメイト」のビンにつめ替えてカゴにひとまとめ。「透明なので残量もわかりやすいし、見た目も統一感が出ます」

●リビング

夫の小物はフタつきの浅い箱に

出しっぱなしになりがちな夫のメガネや時計はアンティークの箱へ入れてフタで目隠し。「浅い箱なら中に入れたものが重ならず、見渡しやすい」

制服やコートは階段のフックにかける

帰宅した子どもが制服やアウターをかけられるよう、階段に一時置き用のフックを設置。「ソファに脱ぎっぱなしになることがなくなりました」

●寝室

漫画や雑誌は背表紙を見せない

悪目立ちしやすい漫画や雑誌は背表紙が見えないよう反対向きに収納。「ひんぱんに読むものではないので、出しやすさよりも見た目を優先に」