昨今の光熱費の値上がりに頭を悩ませている人も多いのではないでしょうか。テレビの使い方・照明の使い方を工夫するだけで、電気代を浮かせることができるかも! 知っておきたい電気代節約術を紹介します。

リビングの節電、どっちがおトク?

リビングで当たり前に使っているテレビや照明も、工夫ひとつでおトクに! よりおトクに使える方法を紹介します。

●テレビをつけっぱなしvs小まめなオフ

→1日1時間テレビを消すと年間643円おトク

観ていないのになんとなくテレビをつけっぱなしにしているなら、短時間でも消した方がおトク。32V型液晶テレビだと、1日1時間テレビを消すと年間643円減に(1kwh=38.28円で試算/東京ガス調べ)

<省エネモードにすると、さらにおトクに!>

明るすぎる画面も電気代のムダ。画面の輝度を最大から中間に変えるだけで、年間1037円おトクに(1kWh=38.28円で試算/東京ガス調べ)

●コンセントにプラグを差しっぱなしvs小まめに抜く

→家庭で使う電力の約5パーセントは待機電力。小まめに抜くと年間4277円おトク

家庭で使う電力のうち、約5パーセントが待機電力。未使用時はプラグを抜く、節電タップを利用するなど節電を。電化製品の主電源オフを徹底すると、4人家族の場合、年間4277円おトクに(1kwh=38.28円で試算/東京ガス調べ)

●照明をつけっぱなしvsその都度消す

→1日1時間照明を消すと年間922円おトク

部屋にだれもいなければ、照明を消す習慣を。54Wの白熱電球と12Wの蛍光ランプの点灯時間を1日1時間短くすると、電気代が年間922円節約できます(1kwh=38.28円で試算/東京ガス調べ)

●LED電球vs白熱電球

→長く使えるLED電球だと年間3445円おトク

LED電球の方が、長もちするうえ消費電力も少なめ。

54W相当の白熱電球を電球型LEDランプ(昼光色)に替えると、年間3445円の節約に(年間点灯時間2000時間、1kwh=38.28円で試算/東京ガス調べ)

<夏に消費電力が多い家電・家事>

→リビングで使うエアコン、照明が上位に

夏に消費電力量が多いのは、エアコンや冷蔵庫、照明とリビングで使用する家電が多め。とくに、上位の2つで家庭の電気使用量の半分以上を占める結果に。上手な活用を心がけて(東京電力調べ)

試算は、東京電力エナジーパートナーでんきの省エネ術、東京ガス都市生活研究所「ウルトラ省エネブック」(2023年1月)より引用