エムバペ、契約しないなら売却する。PSG会長が宣言「猶予は2週間」

2023年7月6日 6時0分

所属しているパリ・サンジェルマンに対して「2024年以降の契約を延長しない」と通告したと言われているフランス代表FWキリアン・エムバペ。

このままでは今季が終了すると同時にフリーエージェントとなり、パリ・サンジェルマンとしては移籍金を得ることができず大きな打撃となる。

『Le Parisien』によれば、ルイス・エンリケ監督の就任会見と囲み取材においてパリ・サンジェルマンのナースル・アル・ハライフィ会長は以下のように話し、今後2週間で契約が延長されない限りは売却を考えると通告した。

ナースル・アル・ハライフィ

「我々の立場は非常に明確だ。

キリアン・エムバペが残留を望むのであれば、我々もそれを願っているが、しかし新たな契約にサインする必要がある。

現時点で世界最高の選手をフリーで退団させるわけにはいかない。それは不可能なことである。誰かが考えを変えたとしても、それは我々のせいではない」

「キリアンは長くても1～2週間以内に決まるはずだ。新しい契約にサインしないのであれば、扉は開いている。

彼が2024年にフリーで退団したいと知ったときには驚いた。彼は素晴らしい青年で紳士なので、母国最大のクラブを弱体化させる行動はふさわしくない。驚いたし、がっかりした」

スター選手がタダで退団することは許さず、もし新契約にサインしないのであれば今夏売却することを明言したようだ。