ベッチンでメキシコをテーマにしたスカジャンに!? 東野幸治さんが完全オーダーメイドのスカジャンを購入
お笑いタレントの東野幸治さんが、6月2日に自身のYouTubeチャンネル「東野幸治」を更新しました。「東野デニム」シリーズの第35弾で、オーダーメイドのスカジャンを注文することに。知識豊富なオーナーと繰り広げられる超マニアックなやり取りに、視聴者からは「歴史を知ると余計にかっこよく見える」「オーナーのスカジャン愛がすごい」と大きな反響を呼んでいます。
●スカジャンの世界が奥深すぎる…!
東野さんが訪れたのは、お笑いコンビ・品川庄司の庄司智春さんがオススメするスカジャンの専門店。スカジャンの発祥地である横須賀を訪問し、歴史を学びながらオーダーメイドで注文します。
まず東野さんが注目したのは、オーナーが着用するスカジャン。スカジャンといえば光沢感のあるサテン生地と思われがちですが、オーナーが着ているベルベット生地の「ベッチン」も伝統素材とのこと。年齢と使い勝手を考慮して、東野さんはベッチンでオーダーしたいと話します。
そして次に東野さんが手に取ったのは、1960年代に流行したとされるベトジャンでした。ベトナム戦争後にアメリカ軍の兵士が戦利品としてカスタムしたもので、自身で使用した寝袋やパラシュートなどを使用。独特の刺繍も味わいがあり、人気のあるシリーズです。
今回オーダーするのは、東野さん、庄司さん、ディレクターの3名。東野さんはWBCで注目していたメキシコをテーマに、中南米の地図やサボテン、マスクの刺繍を入れたいようです。一方ディレクターは動物をモチーフにしたいようで、干支の牛を希望するも「滅多にない…」とオーナーは困惑。あとから合流した庄司さんにも苦笑いされ、「牛やめようかな…」と弱気に。
動物の刺繍がよく見られるスカジャンでは、「鷲」「虎」「龍」は三大モチーフとされています。日本に駐留するアメリカ軍が日本らしいモチーフを刺繍に入れたことがルーツとなっているため、オリエンタルな雰囲気を持つ「虎」や「龍」は人気のよう。「鷲」はアメリカの国鳥であることからアメリカ人に好まれてきました。
一同は刺繍の色にも注目し始めました。オーナーのスカジャンはリバーシブル仕様で、表が黒の生地に黒の刺繍、裏は白の生地に白の刺繍になっています。庄司さんも同色の刺繍にしたいと考えている様子でした。
今回のオーダー品の金額は15万円ほど。オーダーから完成までには3〜4か月はかかるようなので、今年の秋冬には完成品が見られるでしょうか。3名のオリジナルスカジャンのお披露目が今から楽しみですね。