「ケンカをいっぱい」田中美佐子 離婚発表前に明かしていた夫・深沢との不和
《パパと私はお別れすることになりました。いきなりでびっくりされた方もおられると思いますが、ここまでに至るまで、私たちにはとても長い年月がかかりました》
6月7日に自身のインスタグラムを更新し、こう綴ったのは女優の田中美佐子(63)。お笑いコンビ・Take2の深沢邦之(56)との離婚を発表した。
田中の付き人を深沢が務めていた縁から交際が始まった2人。’95年に結婚を発表した際には、人気女優と認知度の低い若手芸人による“収入格差婚”として注目を集めた。
`02年には長女が生まれ、おしどり夫婦としても知られていた2人だったが次第に距離ができていたようだ。‘19年9月の『マイナビニュース』のインタビューで田中は「小さいことで言うと、夫婦ゲンカをいっぱいしている。(夫に対して)一方的に私がブーブー言うんだけど」と“夫婦不和”を打ち明け、ケンカの具体的な原因について聞かれて、このように述べていた。
《パパ(深沢)や娘の誕生日は、サプライズを計画するなど私がすごく頑張るんですね。なんで私だけこんなに地味なんだろうと思い、ある時、『派手にサプライズとかしてもらいたい』と言ったら(深沢が)『え? キミそういうの大っ嫌いじゃん』と言われ、『私、大好きだけど!』とまたケンカになって…》
さらに田中は離婚の“布石”と取れる発言も。’17年3月に配信された情報サイト『ウートピ』のインタビューで、
《昔は離婚したら社会を裏切ることになるっていう責任が重すぎて、嫌でも最後まで添い遂げたということがあったかもしれませんが、最近はそうでもない。だから、逆に結婚を負担に思わずに、私は3回、4回してもいいと思ってます。……って、ダメですか?(笑)》
と自らの価値観を明かしていた。
深沢との28年にわたる結婚生活を終えた田中。果たして“2回目”はあるのだろうか。