女優の水崎綾女が23日、東京・神保町の書泉ブックマートで写真集『sensually』(4月24日発売 3,850円税込 光文社刊)の発売記念イベントを行った。

写真集『sensually』の発売記念イベントを行った水崎綾女

2017年にヒロインを務めた映画『光』が第70回カンヌ国際映画祭エキュメニカル審査員賞に輝き、2021年にはドラマ『最愛』(TBS系)に出演するなど映画やドラマで活躍中の水崎綾女。その一方で2022年に発表した写真集『Ayame』が重版されてヒットを記録するなどグラビアも注目を集めている。それに続く最新写真集は、旅先での恋がテーマ。ナイトプールや夜のビーチ、人気のないコーヒー畑といった様々なロケーションでロケを敢行し、艶やかに濡れた肌と官能的な表情に誰もが魅せられ、体温や息遣いを感じられる作品となっている。

水崎は、昨年10月に沖縄で撮影したという写真集について「前回の写真集が評判だったので出させていただくことになりました」と明かしながら「映画のようなストーリー性のある写真集にしたいというお話をいただき、頭から最後まで一つの映画にのような仕上がりとなっています」と紹介した。

こだわった点は「肌の質感だったり丸味を意識しました。バストやお尻といった女性らしい身体作りを頑張りました。ダイエットをしても華奢になりませんが、ガリガリにならないように丸味を大事にしてお尻のトレーニングをしたりしました」と準備をして撮影に臨んだという。4月26日の誕生日で34歳を迎えることもあり、大人な女性を意識した内容だが、「結構露出が激しいんですが、洋服を着ているけど透けていてセクシーな感じが気に入っていて、特に太ももの艶感は3回ぐらいチェックされたこだわりの写真だと聞き、なるほどなと思いました。脱いでセクシーなのは当たり前ですが、洋服を着てセクシーだったりするのが逆に上品で素敵だと思います」と露出が少ないカットが逆にオススメだという。

女優として今後挑戦したいことを問われた水崎は「求められたモノをやりたいと思います。20代中盤ぐらいまではセクシーな役が嫌でリアルな自分との差を感じて葛藤していた時もありました。30代に入ってからはセクシーと言われることは素敵なことだと思うようになって、セクシーな役でも良いですしもっとピュアな役も楽しいし今までやったことがない役もやりたいですね」と回答し、「求め続けられる限りは挑戦していきたいですね」とグラビア活動にも意欲。そんな彼女に報道陣が恋愛の質問をぶつけることなく囲み取材を終えようとすると、「恋とか聞かれるのかなと思ったんですけど全然聞かれませんでしたね(笑)」と自ら口火を切った水崎は「いや、(恋愛は)ないんですけど。恋はしたいですよ(笑)」と苦笑いを浮かべていた。