オールインワンXRヘッドセット「VIVE XR Elite」は折りたたみ型になってよりコンパクトに!

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XRとはVRやMRなど、仮想世界に関する技術を総称する言葉です。比較的馴染み深いVRは仮想世界を現実世界のように体験できる技術を指しており、ゲームや動画などで広く用いられています。しかし、頭部に取り付けるVRゴーグルなどのヘッドマウントディスプレイはわりとサイズが大きくて持ち運びしにくく、適度な重さがあってたまに没入しにくいこともあります。

HTC NIPPONから発売された「VIVE XR Elite」(17万9000円)は軽量コンパクトで、折りたためるため持ち運びしやすいヘッドマウントディスプレイ。VRだけでなくMRにも対応しているオールインワンXRヘッドセットです。

本製品の特徴は一言で言うと、コンパクトさと高性能を両立させているところに尽きます。人間工学に配慮した流線型のコンパクトデザインで、頭に負担がかかりにくいように重量バランスを実現しているため、装着時の没入感向上や着け心地の快適さにもつながります。また、バッテリークレードル部分を取り外せるため、折りたたんでコンパクトに持ち運ぶことも可能。どこでも気軽にXR体験を味わえるわけです。

さらに110°の広視野角、4Kの解像度、90Hzのリフレッシュレートを実現しており、映像は滑らかで鮮明に。無段階でIPD(瞳孔間距離)を調整したり、焦点距離ダイヤル機能の搭載など、微調整が簡単でよりクリアな映像をストレス無く楽しめるようになっています。

また高性能スピーカーによる空間オーディオで、没入感がさらに高まるなど、装着するればすぐにVIVEが提供するメタバース「VIVERSE」に入り込んで探索を楽しめます。

オールインワンXRヘッドセットのため、VRだけでなくMRに対応しているのも大きな特徴。フルカラーの高解像度のRGBカメラを搭載しており、リアルの世界を映し出し、仮想世界と複合表示できるパススルー機能を搭載。複数のトラッキングカメラや深度センサーなどによる空間認識機能により、普段使用しているキーボードやマウスとバーチャルスクリーンを組み合わせたワークステーションを構築することも可能。現在はハンドトラッキング対応ですが、今後はフェイストラッカーおよびアイトラッカーパーツも発売予定です。

また、「VIVEストリーミング」を使ってPCとケーブルもしくはWi-Fiで接続すれば、PC向けVRゲームを楽しんだり、Androidスマートフォンと連携させてスマホ用コンテンツをストリーミング視聴したりすることもできます。

最先端XRヘッドセットがあれば、仮想世界やVRゲームにより没入できそうです。

>> VIVE「VIVE XR Elite」

<文/&GP>

 

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