外為サマリー:132円50銭台でもみ合う、植田日銀新総裁の就任会見に注目

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 10日の東京外国為替市場のドル円相場は、午後3時時点で1ドル=132円59銭前後と前週末午後5時時点に比べ70銭程度のドル高・円安。ユーロは1ユーロ=144円52銭前後と同50銭強のユーロ高・円安で推移している。

 ドル円は、午前9時時点では132円10銭前後で推移していたが、その後、午前10時頃にかけ132円50銭台に上昇した。前週末7日に発表された米3月雇用統計は、ほぼ市場の予想通りの内容だったが、米景気減速への警戒感が後退するなかドルは堅調な値動きとなった。きょうの夕方に日銀の植田和男新総裁が就任会見を行うことから、その内容が注目され、午後に入ってからは132円50銭台を中心とする一進一退が続いた。

 ユーロは対ドルでは1ユーロ=1.0899ドル前後と同0.0010ドル強のユーロ安・ドル高で推移している。




出所:MINKABU PRESS