1万円台の大画面スマホRedmi 12C登場 初心者におすすめのポイント
ハイエンドモデルは高性能ですが、その分、価格も高く、スマートフォン初心者にとっては手を出しにくい製品となっています。
とくに初心者や日常生活で実用利用するユーザーには、性能よりも手頃な価格で入手できるスマートフォンのほうが気になる製品でしょう。
そんな初めてスマートフォンを利用する、日常利用したいユーザー向けとも言える、
1万円台で大画面ディスプレイを搭載した「Xiaomi Redmi 12C」がリリースされましたので紹介します。
Xiaomi Redmi 12C
Redmi 12Cは、
・メモリ3GB＋ストレージ64GBモデルが、19800円
・メモリ4GB＋ストレージ128GBモデルで、23800円
ディスプレイには、
大画面の約6.71インチサイズを搭載したリーズナブルなモデルです。
価格帯としてはローエンドモデルではありますが、
・CPUにはHelio G85
・カメラは2眼カメラ（約5000万画素）
・バッテリー5000mAh搭載
と、日常使いでは十分な性能を持っています。
背面に2眼カメラ搭載
50MPモードのカメラの作例（オリジナルは8160×6144ピクセル）
また、このほかにも
・3.5mmオーディオジャック
・FMラジオ
・指紋認証/顔認証
・目の負担を軽減する「読書モード」
を搭載しています。
同梱品として、
・10WのACアダプタ（試供品）
・USBケーブル（試供品）
こちらも用意されているので、初心者の方も別途に周辺機器を購入する必要なく利用できます。なお、USBポートはmicroUSBとなります。
USBポートはmicroUSB
搭載メモリは少な目ではありますが、
内蔵ストレージを利用したメモリ増設機能（メモリ3GB版は最大2GB、4GB版は最大3GB）を使うことでカバーもできます。
カラーは、ミントグリーン、グラファイトグレー、ラベンダーパープル（メモリ4GB版のみ）を用意。
ただ、安価なモデルということで、
・通信はデュアルSIMですが、5G通信には非対応
・画面解像度が720×1650ドットと低解像度
となっており、ミドルレンジ以上のモデルを利用されている人には、やや物足りない性能となります。
メモリ増設機能
ベンチマークアプリAntutu Benchmarkは20万台という低いスコアではありますが、ブラウザアプリchromeやSNSアプリFacebookやTwitterで動作がもたつくようなシーンはありませんでした。
とはいえ端末負荷の高いゲームアプリなどの利用は厳しいと思われます。
また、Netflixなどの動画の再生は、動作はスムーズですが、解像度の低さが気になりました。
実際に試用した印象としては、日常生活でSNSなどを中心に使う日常生活では、ローエンドモデルながら快適に使えると感じました。
Antutu Benchmarkは20万台
Redmi 12Cは、初心者の方が最初に使うスマートフォンとしては十分な性能を持っており、また、安価な予備端末として活用もできるため、実用度の高いスマートフォンになっています。
執筆 伊藤浩一
