おととし約８０年の歴史に幕を閉じた尾道市の旅館がリニューアルされ来月のオープンを前に公開されました。

寺田琢哉記者「尾道市の老舗旅館が生まれ変わりまもなくオープンします」

「こんにちはお待ちしていました」来月１４日にオープンするＲｙｏｋａｎ尾道西山は、地元の政財界に愛された西山別館をリニューアルしたものです。

「本物の尾道文化を今に伝える宿」をコンセプトに尾道に今も残る「茶園文化」を楽しんでもらうとスタッフが目の前でたててくれる抹茶やこだわりの菓子に飲み物を楽しめるラウンジ。藁ぶき屋根の離れの客室は以前の面影を残しつつ、ベットや照明などを現代風に改装するなど快適に泊まれるように改装したということです。

Ｒｙｏｋａｎ尾道西山 藤井敏裕総支配人「西山別館として歴史を積み重ねてきたこの施設を良いところを活かして残しつつこの先々に繋げていく、そういった役割を果たしていきたいと思います」

改装の目玉として料理も一新。レストランでは目の前でシェフが仕上げてくれ、瀬戸内の食材を使った料理は好みによってアレンジができるということです。

宿泊料金は滞在中の飲食代も含め一部屋２人でおよそ１０万円からということです。