タレントの梅宮アンナが、23日に放送されたテレビ朝日系バラエティ番組『しくじり先生 俺みたいになるな!!』(毎月第4金曜24:50〜※一部地域を除く)に出演し、父・梅宮辰夫さんの遺産相続について語った。

梅宮アンナ=テレビ朝日提供

2019年12月に、父・辰夫さんを亡くしたアンナ。しかし悲しんでいるヒマもなく、「次から次へと手続き、手続き、手続き。来る日も来る日も辰夫、辰夫、辰夫……という状態で、まさに“辰っちゃん漬”でした」と、相続手続きに翻弄されたことを激白する。アンナによると、親が亡くなったあとの手続きには大きくわけて23項目あり、いちばん大変なのは相続税。面倒くさいと思って放置したり、手続きを間違えたりすると、追徴課税をおさめなければならないこともあるという。アンナは辰夫さんを担当していた税理士に、「世帯主変更、年金、健康保険の手続きは14日以内に行わないとペナルティが発生します」といきなり告げられたことを明かし、そこから怒涛の手続きをスタートしたと話す。

なんとか14日以内の手続きという最初のミッションを完了するも相続クリアの壁は想像以上に高く、アンナはまたしても税理士から「10カ月以内に相続税の申告を行わないとペナルティが生じます」と伝えられたとか。幸い辰夫さんは確定申告を行う上で税理士らと密にやり取りを交わしており、彼らの協力で資産を調べることができた。結果、辰夫さんの口座は計12口も存在しており、家族も知らない土地を熊本に所有していたことも発覚。多趣味だった辰夫さんらしく、「何百万円もするようなワインが200本ぐらい」「釣り道具も100本ぐらいリールがあって。100万円するようなものも……」「1本100万円するネクタイもあった」と遺したものは多岐にわたる。しかし、それらもすべて故人の“資産”であり相続の対象となることから、娘といえども手をつけられないものだったという。

「ABEMA」では今回の授業を見逃し配信中。そして30日は、アンナ先生授業の続編を配信する。