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 31日、札幌競馬場で行われたG3・クイーンステークスは、昨年の覇者テルツェットが最内から強襲して連覇を達成した。1番人気の武豊ウォーターナビレラは見どころなく10着に敗れた。

クイーンステークス、勝利ジョッキーコメント
1着 テルツェット
池添謙一騎手
「ゴールした瞬間はどっちかわからなかったんですけど、勝ってたのですごく嬉しいです。返し馬は状態は良さそうだなと感じましたし、初めて乗せてもらうので、調教も乗ってないんですけど、過去のレース映像をしっかり見ながら、どういう馬かを把握しながら、返し馬で掴んでレースに臨みました。1コーナー少し頭を上げるところがあって狭いところがあったんですけど、そこをクリアしてからは良いリズムで走ってくれていましたし、内枠だったのでどこかで突っこんでとは思っていたんですけど、最後は内に行ったんですけどね。よく狭いところを抜けてきてくれたなと思います。あまり流れてないなと思いましたし、3番手にウォーターナビレラがいたので、そこは多分豊さんが3番手でレース展開をコントロールしながら乗っているなと思っていました。僕の馬も末脚が良い馬なのでそこを引き出すようにだけ考えて乗ったんですけど、上手くいったと思います。良い馬に乗せてもらっていますし、今日も結果出せて良かったと思います。ありがとうございました」

 レース結果、詳細は下記のとおり。

 31日、札幌競馬場で行われた11R・クイーンステークス(G3・3歳上オープン・牝・芝1800m)は、池添謙一騎乗の2番人気、テルツェット(牝5・美浦・和田正一郎)が勝利した。ハナ差の2着にサトノセシル(牝6・美浦・堀宣行)、3着にローザノワール(牝6・栗東・西園正都)が入った。勝ちタイムは1:47.8(良)。

 1番人気で武豊騎乗、ウォーターナビレラ(牝3・栗東・武幸四郎)は、10着敗退。

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2番人気の支持

 2番人気に支持された池添謙一騎乗、テルツェットが同レース連覇を達成した。スタートを五分に出て枠なりに最内を回って1コーナーへ。頭を上げるような場面もあったがじっと我慢して進出。勝負どころでも狭い内を通って捌いて行き、上手く開いたラチ沿いを抜けてゴール寸前で先頭に立った。

テルツェット 12戦7勝
(牝5・美浦・和田正一郎)
父:ディープインパクト
母:ラッドルチェンド
母父:Danehill Dancer
馬主:シルクレーシング
生産者:ノーザンファーム

【全着順】
1着 テルツェット
2着 サトノセシル
3着 ローザノワール
4着 ルビーカサブランカ
5着 ホウオウピースフル
6着 ラヴユーライヴ
7着 フェアリーポルカ
8着 フィオリキアリ
9着 ファーストフォリオ
10着 ウォーターナビレラ
11着 ゴルトベルク
12着 メイショウミモザ
13着 マジックキャッスル
14着 スライリー