西区の市立保育園で保育中の園児が行方不明になり死亡した問題で、再発防止策を話し合う検証委員会の初会合が行われました。

先月、西区の市立保育園で保育中の5歳の男の子が近くの太田川放水路で死亡した問題で、男の子は植込みの隙間から園外に出た可能性が指摘されています。

30日に行われた検証委員会では、市側から園児が行方不明になった当時の状況の説明があり、委員からは「園外に出た後の行動について明確にしてほしい」などの意見が出たということです。

検証委員会 山田浩之委員長「(保育)の信頼を取り戻せるような、そして皆さんが納得するような解決案を考えていきたい」

次回の会議では男の子が通っていた保育園で現地検証し、秋ごろまでには再発防止策などをまとめる予定です。