28日、サンフレッチェ広島の試合後に佐藤寿人さんのセレモニーが行われました。

2年前に引退した寿人さん。コロナの影響もあり実施できていなかった感謝を伝えるセレモニー。

3度の優勝に貢献した広島のストライカーはサポーターへの感謝に加え大いなる夢も語りました。

佐藤寿人さん「2005年から12年間、この広島という街でプレーすることができ、そしてサンフレッチェ広島というクラブでプレーできたこと、なにより3度の優勝。いま選手たちが躍動するユニホームのエンブレムの上には光り輝く3つの星が身にまとっています。それを皆様と勝ち取れたことは自分自身のキャリアにとっても非常に感慨深い瞬間でもありました。いまは自分自身サンフレッチェ広島というクラブを離れていますが必ず学んだことを生かしてまた皆さんと一緒に次なる星を勝ち取れるように進んでまいりたいと思います。移籍の時に「行ってきます」という言葉を使いましたが、まだ「ただいま」という言葉は使いません。またクラブの一員になった時にその言葉を使いたいと思います。これからもサンフレッチェ広島をよろしくお願いします」

現役時代を共に戦った仲間からの花束には思わず涙が流れた寿人さん。

最後はサンフレッチェでつけた背番号と同じ11度宙に舞いました。