30日、県は新型コロナの宿泊療養施設に入所していた感染者の個人データを、誤って流出させたことを明らかにしました。

個人データを誤って送信したのは、県東部の宿泊施設のスタッフです。

県は入院の必要がない軽症の感染者が宿泊するホテルの運営をJTB広島支店に委託していました。

委託スタッフはホテルに宿泊している5人の健康保険証のデータを迷惑メールを送ってきた相手に誤って送信したということです。

今のところ高額請求などの被害は報告されていないとしています。

県では運営を委託している他の宿泊施設でも個人データをメールでやりとりしていることから、メールを使わない方法で管理するように改め、再発防止に向けマニュアルを作成することにしています。