広島県が特許を持つ技術を使って有害物質のアスベストを検出できる製品が開発されました。

この製品は、広島県がもつ特許をもとに県と共立理化学研究所が共同で開発したものです。

検出キットはアスベストが2%以上含まれていれば5分で検出できます。

また、従来の顕微鏡を使った検査が5万円程度かかるのに比べ660円とローコストとなっています。

アスベストは肺がんなどを引き起こす有害物質です。

現在は使用されておらず、建物の解体作業の前にはアスベストが含まれているかどうか調査が義務付けられています。

売り上げに応じて県には特許収入が入るということで需要が期待されています。