広島市中区のパチンコ店が休業したとうその申請をし、雇用調整助成金約1千万円を不正受給していたことが分かりました。

広島市中区大手町のパチンコ店「アイリス」は2020年8月から去年5月までの間に、休業した従業員がいるとうその書類を提出し、雇用調整助成金1千万円あまりを不正に受給しました。

「雇用調整助成金」は現在、新型コロナ感染拡大に伴う特例措置が設けられ支給要件が緩和されています。

去年秋ごろ広島労働局の担当者が支給審査の書類に不審な点があることに気づき問題が発覚しました。

広島労働局によりますと「アイリス」は不正受給を認めていて、助成金の返還に応じる姿勢を見せているということです。