西区の放水路にクレーン付きトラックが転落し2人が死亡した事故で、転落した車両の引き上げ作業が始まりました。

古武家朋哉記者「なぎ倒されたフェンスが重機によって持ち上げられています」

作業は26日午前9時から警察の立会いのもと専門の業者が行っています。

持ち上げられたフェンスはバーナーで焼き切られ作業員の手で運ばれました。

転落したトラックは数日かけて解体して引き上げるということです。

16日の事故では、トンネル点検で使う高所作業車をクレーンでおろしていたところ、トラックがバランスを崩し作業員2人とともに放水路に転落し、小野哲生さん(50)と齊藤廉さん(33)が死亡しました。

警察はトラックの転倒を防止する装置が十分に張り出されていたかなど事故の原因を調べています。