「脱げよ！」男性が家に侵入、恫喝ドッキリで女性泣き崩れる　YouTuber過激企画に批判...動画削除

2022年4月18日 16時11分

「マリンパッパ」のFUUさん（左）とMANAMIさん。YouTubeチャンネル「マリンパッパ~MARINPAPPA~」の動画より

2人組女性YouTuber・マリンパッパが2022年4月3日に公開したドッキリ動画が、18日までに削除された。Uber Eatsの配達員に扮した仕掛け人がメンバーの家に押し入るという過激なドッキリ内容に批判を受けての対応とみられる。

「全然泣かしてくれても大丈夫なんで」

ManamiさんとFuuさんの2人からなるマリンパッパは、美容系の動画や過激なドッキリで知られるYouTuberだ。

削除されたのは、「配達員装ったおっさんが勝手に家に入ってきた時の相方の反応がやばすぎた」と題された動画。Manamiさんが仕掛け人となり、Fuuさんにドッキリを仕掛けている。

Manamiさんは「Uber Eatsの配達員がいきなり家に押しかけてきたら、Fuuちゃんはどんな反応をするのか見ていきたいと思いまーす」として、仕掛け人の男性を紹介した。男性は自前でUber Eatsの配達カバンを準備してきたといい、Fuuさんとの面識はないようだ。

「結構ガチな感じでいいんですか？」と確認する仕掛け人に、Manamiさんは「めちゃめちゃビビらしてください。全然泣かしてくれても大丈夫なんで」と念を押した。

ソファでくつろいでいたFuuさんが玄関チャイムの音で立ち上がると、テロップには「地獄のお時間始まり」の文字が浮かび上がった。

Fuuさんが「ありがとうございまーす」と仕掛け人から荷物を受け取ると、仕掛け人は「あれ？　Fuuさん？　いつもMARINPAPPA見てます」と驚いた声を上げた。

「あっ、ありがとうございます」とお礼をしたFuuさんに対し、仕掛け人は家の中を見ようと身を乗り出した。Fuuさんはさりげなく移動し視界を遮り、不安そうにドアを閉めようとした。だが、仕掛け人は部屋を覗き込みながら「めっちゃ可愛いですね」「あの洗濯機......撮影で見たブラジャーとか」などと会話を続けた。

Fuuさんは「いいですか？　閉めて？」と帰るよう促すも、仕掛け人は「写真を撮ってほしい」となおも距離を詰めた。

「えっえっ......ちょっと待って、どういうこと？」

Fuuさんがドアを閉めようとすると、仕掛け人は玄関に侵入。「入ってこないでください」と後退りするFuuさんを追いかけた。

「えっえっ......ちょっと待って、どういうこと？　えっ、なんで？　大丈夫です、ちょっと待って......」

怯えるFuuさんを追い詰めると、仕掛け人は「違うっつってんだろ！」と激昂した。

Fuuさんは「無理です無理です、え、おかしいですよ？　私ん家ですよ？　ここだって......不法侵入ですよ、これ」「警察通報しますよ！」と出て行くよう促すも、仕掛け人は拒否。「ただ好きなだけなんですよ、分かってるんだったらいいじゃないですか、それで」と声を荒げた。

立ち上がって「見てますもん僕ずっと。ずーっと見てますもん、ずーっと見てますもん！　あなたのこと！」と怒鳴るシーンも。部屋の隅で怯えるFuuさんに、仕掛け人は「悪いことしてるわけじゃないんで、怖がらせたりするつもりじゃないんで。でも、もうこの感じだったら僕通報されたりとかしちゃうじゃないですか」として、通報しないという証明のために写真を撮らせろと要求した。

「だからとりあえず脱げって、オイ！　脱げや！」

「（通報）しないですよ」と怯えるFuuさんに対し、仕掛け人は「写真撮ったら帰るって言ってるの！！」と怒鳴った。

「脱いでください」と要求する仕掛け人に、Fuuさんは「そんなんおかしいじゃないですか！？　無理です、できないです」と声を上げた。Fuuさんが、男性も写真を拡散する可能性があると指摘すると、仕掛け人は「（自分の情報を）拡散をされたら拡散しますけど、僕はしないです。脱いで1枚写真撮ったら帰ります」と宣言。できないと首を振るFuuさんに、「じゃあ僕脱ぎますわ！　僕も脱ぐんで！」と詰め寄った。

「離れてください、ちょっと無理ほんまに......」と怯えるFuuさんに仕掛け人が手を伸ばすと、Fuuさんは「触らないでください！」と半泣きで拒絶した。激昂した仕掛け人が「だからとりあえず脱げって、オイ！　脱げや！」とFuuさんを押さえつけたところで動画はストップ。Manamiさんが部屋に入り、「ドッキリで～す！！」と笑いながらネタバラシした。

声を失い泣き崩れるFuuさんに、Manamiさんは「ガチ泣きしてるん！？　これは怖すぎ？」と笑いつつ声をかけた。

この動画に対しては、度が過ぎているとの声が上がっていた。動画は18日までに削除されている。しかし、SNSでは批判の声が相次いでいる。