37年前の1月24日、埼玉県内で初めての首都高速道路となる、三郷線の小菅JCT〜三郷JCT間が開通しました。

常磐道へ直結する大動脈


外環道と常磐道、首都高6号三郷線が接続する三郷JCT。左側へのびるのが三郷線(画像:NEXCO東日本)。

 1985(昭和60)年の1月24日。首都高速道路6号三郷線の小菅JCT〜三郷JCT間が開通し、埼玉県内に首都高が進出しました。

 2022年現在、埼玉県内を走る首都高は三郷線、川口線、池袋線の3路線です。そのうち最初の路線がこの三郷線で、その後1987(昭和62)年に川口線が、1990(平成2)年に池袋線がそれぞれ埼玉県内まで開通しています。

 6号三郷線は6号向島線とあわせて都心と常磐道を直結する大動脈となり、国土交通省が2015(平成27)年に発表した渋滞損失時間のランキングでは、首都高では三郷線(上り)が渋谷線(上り)に次ぐ2位。年末年始の渋滞距離は10.4kmにも及んでいました。

 また、常磐道方面から千葉方面へ抜けるルートでもあったことから交通集中が激しくなっていましたが、2018年に外環道の三郷南IC〜高谷JCT間が開通。千葉方面の交通が分散され、混雑が一部緩和されました。