サイクル列車「B.B.BASE」3月から全車指定席で発売 解体せず自転車持ち込みOKに
輪行バッグいらずに!
びゅう旅行商品としては販売終了
209系電車を改造した「B.B.BASE」。自転車をそのまま搭載できる(2017年12月、恵 知仁撮影)。
JR東日本のサイクル列車「B.B.BASE」は2022年3月から、全車両の座席が指定席として販売されます。これに伴い、びゅうトラベルサービスによる旅行商品としての販売は終了となります。
「B.B.BASE」は2018年1月に運行開始した観光列車です。209系電車をベースに、車内は自転車旅行に便利な設備となっています。両国駅(東京都墨田区)を発着し、房総地方の各方面を中心にコースが設定されています。
このたび利用者の要望に応える形で、全車指定席として販売することが決定。このため、全ての座席で自転車を解体する必要がなくなり、そのまま車内に持ち込めるようになります。きっぷは「みどりの窓口」や券売機、インターネットJR券申込サービス「えきねっと」などで購入できます。
3月から6月までは、「内房」(〜和田浦)、「鹿野山」(〜君津)、「外房」(〜安房鴨川)、「佐倉・銚子」(〜銚子)、「佐原・鹿島」(〜鹿島神宮)が運転されます。