下手な国内線仕様機よりいいんじゃ…!

218席を配置

 LCC(格安航空会社)のピーチが導入し、運航を開始している新型旅客機「エアバスA321LR」。その導入初号機(機番:JA802P)の客室設備が、同社の公式SNS上で公開されました。「過去Peachに乗っていただいた方には違いを楽しんでいただけると思います」と公式アカウントはコメントします。


ピーチのエアバスA321LR(画像:エアバス)。

 ピーチのA321LRに配された座席の前後間隔は、30〜31インチ(約76〜78cm)と紹介されています。これは同社の「A320neo」よりも2インチ程度、スペースが広いとのこと。このほか、A321LRの各座席には充電用のUSB端子が設けられています。

 A321LRは、ピーチの主力機であるA320シリーズの派生型で、胴体延長と航続距離の延伸が図られています。ピーチ仕様機は218席を配し、7400kmの航続距離をもつとしています(メーカー公表値)。

 これまで在来型A320「A320ceo」を主力としてきたピーチは、2025年度を目処に保有する全ての機材を、高効率的で環境性能が高いA321LR、A320neo(エンジン換装などを図ったA320最新派生型)に切り替え、サステナブルな航空輸送の実現を目指すとしています。