水戸線に特急入ります!

常磐線関連 春の臨時列車がアツい!

 JR東日本は2022年1月21日(金)、春の臨時列車の運行概要を発表しました。うち常磐線には、花見シーズンを中心にユニークな列車が設定されます。


国鉄特急ラッピングのE653系(画像:JR東日本)。

 3月5日(土)には、仙台始発の水戸行き特急「ひたち92号」が運行されます。この列車は水戸駅到着後は快速「水戸偕楽園号」に変わり、ひと駅先の赤塚駅まで運行して折り返し、下り線のみにホームがある臨時の偕楽園駅へ向かいます。梅の名所である偕楽園へ、仙台から“乗り換えなし”がウリです。車両はE657系特急形電車が使用されます。

 4月2日・3日の土日は、八王子〜いわき間で臨時特急「いわき」が運行されます。八王子を出ると立川に停車したのち武蔵野線へ入り、新秋津・北朝霞・南浦和・南越谷・吉川美南に停車、そこから水戸までノンストップです。車両はE653系。いわきエリアの桜の見ごろに合わせての運転です。

 5月7日(土)運行の特急「常磐日光号」もユニークです。始発着駅は、茨城県北部の高萩。そこから水戸線・宇都宮線を経由して日光までを結びます。車両はE653系です。