元タクシー運転手で、現在はモデルとして活動しているケルスティン・トリスタンさん(55歳)。全身に刻まれた色鮮やかなタトゥーが印象的な彼女は、先日タトゥー入れる前と入れた後の写真を公開し、注目を集めている。

18万8,000人のフォロワーを抱える自身のInstagramで、首からつま先にかけて蝶や花をモチーフとしたカラフルなタトゥーを、惜しげもなく披露しているケルスティンさん。

様々なウィッグを被り、セクシーなランジェリー姿でポーズする彼女は自信に満ち溢れて見えるけど、実はタトゥーにハマりだしたのは2014年、彼女が48歳のときだったという。

▼Before & After

この7年間で彼女は体の90%をタトゥーで埋め尽くし、約4万ドル(約458万円)を投資したんだとか。『Hooked On The Look』のインタビュー動画では、タトゥーを入れた理由について聞かれると、ケルスティンさんはこう回答。

「単純に、自分の肌に飽きてしまったんです」

そんな彼女が最初に彫ったのは、左腕に入れた3つのピンクのユリの花。もともとはタトゥーが嫌いだったそうだけれど、「本当の変化を起こしたい」という想いから体に入れることを決意したという。

そしてケルスティンさんのタトゥーへの愛は、ファーストタトゥーを入れてから3年後に突然爆発。そして皮膚のほぼすべてをインクで埋め尽くすことに――。

シンプルな黒で描かれたラインもあるけど、体を飾るタトゥーのほとんどはカラフルなもので、それこそが彼女が切望していた形だったという。今では全身にあるタトゥーを一つの大きな作品として捉えているとのこと。

「鏡の中の自分を見ると、愛すべき花が咲き乱れた美しい草原が広がっているのです」

またケルスティンさんは、次は首から顎にかけての部分にタトゥーを入れたいとも明かした。

さらにシルバーやブロンドなど色とりどりのウィッグをケルスティンさんは、同世代の他の女性とは違う自分が好きだとも語った。

「他の人を気にするのではなく、自分のことが好きならそれでいい。幸せだと感じる必要があるんです」

印象的なタトゥーの裏には、自分を愛することを大切にしているケルスティンさんなりのメッセージが。そんな彼女の次のタトゥーがどんなデザインになるのか楽しみですね!