7日に行われたカタールW杯アフリカ2次予選タンザニア代表対マダガスカル代表戦で“珍事”が起きた。

　タンザニアのキックオフでゲームがスタート。センターサークル内から前線にロングボールが蹴られると、処理しようとしたマダガスカルのDFがまさかの空振り。後方に流れたボールに反応したタンザニアの選手がPA内に侵入すると、飛び出してきたGKがその選手を倒してしまった。

　すぐさま笛を吹いた主審はペナルティースポットを指差す。この間わずかに5秒だった。このPKをきっちり沈めて先制したタンザニアは3-2の勝利を収め、2次予選初白星を獲得している。