レジェンドの歌声がバトルを盛り上げる!

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 14日に放送される、特撮ドラマ「機界戦隊ゼンカイジャー」(テレビ朝日系・午前9:30〜10:00)の第2話で、ささきいさおと堀江美都子による挿入歌「全界合体!ジュラガオーン」が放送されることが明らかになった。巨大ロボットバトルを、レジェンドタッグの歌声が盛り上げる。

 スーパー戦隊シリーズ第45作となる「ゼンカイジャー」は、1人の人間ヒーローと4人のロボヒーローが戦隊となって戦う新シリーズ。先日放送された第1話では、人間の主人公・五色田介人(駒木根葵汰)が、機械生命体キカイノイドのジュラン(声・浅沼晋太郎)と出会い、異種間同士でチームを結成する様子が描かれ、高揚感あふれるBGMもドラマを盛り上げた。第2話では、キカイノイドのガオーン(声・梶裕貴)がゼンカイジャーの仲間になるまでが描かれる。

 本作のBGMを手掛けるのが、スーパー戦隊シリーズでは「秘密戦隊ゴレンジャー」(1975〜)から「大戦隊ゴーグルファイブ」(1982〜)までの6作連続、さらに宇宙刑事シリーズなど、東映特撮ヒーロー作品のBGMの礎を築きあげた作曲家・渡辺宙明。本作では、大石憲一郎とタッグを組んで音楽を担っている。

 また渡辺は、挿入歌の「全界合体!ジュラガオーン」(作詞:マイクスギヤマ/編曲:大石憲一郎)の作曲も担当。この曲を、共にアニメソング界の伝説である、ささきと堀江が歌い上げる。「ゴレンジャー」の主題歌「進め!ゴレンジャー」(1975)を歌唱したカップリングでもあり、特撮ファンにとってはたまらない布陣だ。

 ささきは「渡辺宙明先生の作曲で再びミッチ(堀江美都子さん)とデュエットできるなんて、夢みたいな出来事です。だって3人の年齢を足すと……なんですから。ゼンカイオー ジュラガオーンが戦っているバックに流れる歌を聴いていると、みんな若くて元気ですよね。そうでしょ。皆さんも元気になってね!」とファンに呼びかけ、堀江も「スーパー戦隊シリーズの45作品目に、渡辺宙明先生の曲を再びささきさんとデュエットすることができ大変光栄です。ゼンカイジャーの活躍が楽しみです!! 皆さんもぜひ歌ってくださいね!」とコメントを寄せている。

 ちなみに、本作の主人公・五色田介人の両親の名は、五色田功に五色田美都子で、いずれもささきと堀江の名前から借りたものとなっている。2人がデュエットする新曲は、アニメ「科学忍者隊ガッチャマン II」(1978〜)のエンディング曲「明日夢みて」以来43年ぶりだといい、より期待が高まる。(編集部・入倉功一)