放映権料9・8億円!? エリザベス女王を完全に敵に回したメーガン妃の凄まじい王室批判
英王室から正式離脱したヘンリー王子とメーガン妃が出演したドキュメンタリー番組は、下馬評を超える衝撃的な内容だった。離脱を主導したとされるメーガン妃は言いたい放題。言葉を選びながらも人種差別や隠蔽体質を暴露し、王室批判を展開。エリザベス女王を完全に敵に回した格好だ。
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問題の番組は米CBSが7日(現地時間)に放送した2時間特番「Oprah with Meghan and Harry」。夫妻と親交がある名司会者のオプラ・ウィンフリー氏が聞き手を務め、メーガン妃が中心となって話を進めた。中でも、世界をア然とさせたのが、長男のアーチー君をめぐる王室内でのやり取りだ。メーガン妃は妊娠中に「肌の色がどれだけ濃いのかという懸念があり、やりとりがあった」と説明。周囲がヘンリー王子に対し、子どもの肌の色について何度か口にしたというのだが、発言主については「大きなダメージを与えることになる」と明かさなかった。
メーガン妃は父親が白人、母親がアフリカ系米国人。ウィンフリー氏が「肌の色が濃すぎると問題になるという懸念が(王室に)あったということか」と問いただすと、メーガン妃は「なぜなのか追及できなかったが、そう考えて大きく外れていないと思う」と応じた。アーチー君の王位継承順位は7位だが、「王子」の称号は与えられていない。夫妻が称号を拒んだとされていたが、メーガン妃は「彼ら(王室側)が王子にしたがらず、警護も付かないと言われた」と内幕を暴露した。
矛先は義姉にあたるキャサリン妃にも向けられた。2018年の結婚式をめぐり、フラワーガールが着用するドレスでモメた末、メーガン妃の発言でキャサリンが涙したと報じられていた。しかし、メーガン妃は逆だったと主張。キャサリン妃からお詫びとして花を贈られたことから許し、キャサリン妃を「いい人なんです」と持ち上げつつ、こう話した。
「王室の誰もが事実ではないことを知っていた。私は何もケイト(キャサリン妃)の名誉を傷つけようとこの話をしているつもりはありません。彼女も誤報は望んでいないと思います」
王室の嘘が王室離脱を考えるターニングポイントになったことをにおわせたのだ。
米ウォールストリートジャーナルによると、この特番の放映権獲得をめぐり、700万ドル(7・5億円)から900万ドル(9・8億円)が支払われたという。放映権料はウィンフリー氏の製作会社ハーポ・プロダクションに入り、夫妻は受け取らないというが、果たして本当なのか。別の名目で謝礼を受け取ることはないのだろうか。