スターリング&デ・ブライネ弾でフルアムを下したシティが完勝!次節ダービーに弾み《プレミアリーグ》

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マンチェスター・シティは5日、プレミアリーグ第11節でフルアムとホームで対戦し2-0で勝利した。

ミッドウィークに行われたチャンピオンズリーグ(CL)グループC第5節のポルト戦をゴールレスドローで終えたシティは、その試合から先発を6人変更。3トップにマフレズ、ガブリエウ・ジェズス、スターリングを並べた[4-3-3]の布陣で、中盤はアンカーにロドリ、インサイドハーフにデ・ブライネとギュンドアンが入った。

前節のレスター・シティ戦で今季2勝目を挙げた17位フルアム(勝ち点7)に対し、シティは開始早々にスコアを動かす。5分、デ・ブライネのパスでDFの裏に抜け出したスターリングがボックス中央右から侵入し、冷静にシュートをゴール左隅に流し込んだ。

早い時間の先制弾で主導権を握ったシティは、25分にもカンセロのパスをボックス中央で受けたスターリングがアンデルセンに倒されてPKを獲得。このPKはデ・ブライネがゴール右隅へ沈めた。

追加点を奪ったシティは30分に不用意なミスからピンチを招く。リードのロングパスを処理したストーンズのバックパスがあわやオウンゴールになりそうになるも、これはわずかにゴール右に逸れて難を逃れた。

シティは32分にマフレズのループパスをゴール前のスターリングがボレーシュート、さらに45分にもロドリのパスを受けたスターリングが決定機共にシュートはゴールネットを揺らせず、前半は2-0で終了した。

後半も先にチャンスを迎えたのはシティ。50分、ドリブルで中央を持ち上がったデ・ブライネのパスをボックス左で受けたガブリエウ・ジェズスが相手DFを引きつけマイナスに折り返しを供給。これをフリーのデ・ブライネが左足のダイレクトで合わせたが、シュートはクロスバーを叩いた。

さらにシティは57分に自陣からのカウンターが発動。中盤でパスを受けたマフレズが左のスペースへパスを出すと、これを受けたデ・ブライネがボックス左から侵入。相手GKとの一対一を迎えたが、シュートはGKアレオラのブロックに防がれた。

その後も危なげない試合運びを見せたシティは、交代枠を使うことなく試合をクローズ。最後までフルアムに決定機を作らせず、そのまま2-0で勝利。公式戦4戦負けなしとしたシティが、次節行われる“マンチェスター・ダービー”に向けて好調を維持している。