『日本沈没』ドラマ化発表も「暗い気持ちになる」と思わぬ批判

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26日、21年10月期から日曜劇場『日本沈没―希望のひと―』(TBS系)がスタートすると発表された。同局によると73年の刊行以来、数々の映画やアニメで映像化されてきた小松左京の傑作SF小説『日本沈没』をアレンジしたシナリオになるという。

野心的な環境省の官僚である主人公・天海啓示を演じるのは、11年ぶりの同枠出演となる小栗旬(37)。天海の盟友官僚役・常盤紘一を松山ケンイチ(35)、環境省の腐敗を暴こうとする週刊誌記者・椎名実梨を杏(34)が演じる。さらに同枠で放送された『半沢直樹』の大和田常務役としてもお馴染み香川照之(54)も出演するなど、超豪華なキャストが顔を揃える。

放送は約1年後にも関わらず、ドラマ化が発表されるやいなやSNS上では「日本沈没」がトレンドワード入りするほどの盛り上がり。早くも期待する声が相次いでいる。

《出演者だけで面白そう期待大》
《私得すぎるメンツ……胸熱…》

しかしコロナ禍が収束しない状況下にあって、「日本沈没」という言葉の響きだけで拒否反応を示す人もいたようだ。SNSやYahoo!ニュースのコメント欄にはぼやく声が……。

《わざわざ こんなコロナ禍で医療も経済も傷ついているときに 題名だけでも不快 TBSは良識がない》
《こんな時代に日本沈没ってドラマ? タイトル目にするだけで暗い気持ちになる》
《今のこのご時世にパニック物はちょっと嫌だなぁ。日曜の夜だしもっとほんわかするものが見たかった》

思わぬ形で批判を受けてしまった本作。“災難”を乗り越え、新たな傑作となることができるのか――。