巨人菅野が開幕から無傷の9連勝 背番号18の先輩・堀内氏以来54年ぶりの快挙
苦手神宮では4年ぶりの勝利、バットでも走者一掃3点打
■巨人 8-4 ヤクルト(25日・神宮)
巨人の菅野智之投手は25日、神宮球場でのヤクルト戦に先発し、7回5安打6奪三振2失点の好投で開幕から無傷の9連勝を飾った。巨人では1966年に開幕13連勝を達成した堀内恒夫以来54年ぶりの記録となった。
菅野は初回、青木の右前打、雄平の左前打で2点を先制される苦しい立ち上がり。しかし、2回以降は見事に立ち直り、4〜7回までは三者凡退に仕留めるなど、ゼロを並べた。
打線は3回に坂本の10号ソロで1点を返し、5回にウィーラーの中前打で同点に追いつく。さらに7回には大城の中前打で勝ち越すと、菅野はバットでも魅せた。2死満塁から自身を援護する中堅への走者一掃の3点適時二塁打。塁上でガッツポーズ。ベンチも最高潮に盛り上がった。
8回以降を田中豊、9回をビエイラ、デラロサと継投して、9勝目を掴んだ。菅野にとって鬼門とされていた苦手の神宮球場では2016年4月13日以来、4年ぶりとなる勝利となった。(Full-Count編集部)