ドイツのサッカーメディアDEICHSTUBEでは、ヴェルダー・ブレーメンの選手たちが熱のこもった夏季合宿を過ごしており、それに目を細めるフロリアン・コーフェルト監督の発言を紹介している。

 土曜日に行われたブレーメンの午後の練習は、雷を伴う大雨の影響により後の方へとずれ込み、夕方からの開始となった。そこでコーフェルト監督は6vs6のミニゲーム形式を実施するのだが、そこでレオナルド・ビッテンコートからファウルを受けた大迫勇也が同選手を突き飛ばすと、これにビッテンコートも応戦。ティム・ボロウスキACが割って入る場面が見られている。

 実際にこれは些細な諍いであり、その少し前にはエメル・トプラクがダヴィー・ゼルケの対人戦へのアプローチに不快感を示して、倒れ込んだ同選手に怒鳴りつける姿も見られ、その後フロリアン・コーフェルト監督は「今朝の朝食で勇也に、今日はもう1発ケンカはしてきたかい?と聞いたんだ(笑」と笑顔でコメント。

 特に火曜日には逆にニクラス・フュルクルークの熱意の不足に、コーフェルト監督はその場から去るように命じており、むしろ今回選手たちが見せた気迫に「全くもって素晴らしいことだよ。」と、目を細めていた。

 「あれは本当に良い練習だった。ああいうものを求めているし、そしてまた夜になって皆がホテルで一緒に座り、冗談を飛ばしたり笑って過ごしていたよ。何ら問題などない。我々も生きているということ。こういうものだよ。単純に仲良しこよしでは、しょうがないじゃないか」