2020年の「サンリオキャラクター大賞」で1位に輝いたシナモロール。白い体と垂れた耳がかわいい犬の男の子だ。

そんなシナモロールだが、実は17年から「しながわ観光大使」として、東京都品川区の魅力を発信中だ。区内には、シナモロールなどがデザインされた愛らしいマンホールも設置されている。

こうしたご当地マンホールのデザインやデータが載った「マンホールカード」が、20年7月2日から「info＆cafe SQUARE」（東京都品川区荏原、スクエア荏原1階）で配布されている。受付時間は10時から17時まで、1人1枚まで。


思わず集めたくなるマンホールカード

品川区のマンホールカード制作・配布はこれが第二弾。今回は、武蔵小山のデザインマンホールをテーマとしている。

ちなみに、武蔵小山のマンホールに描かれているのは品川紋次郎というキャラで、品川区の特設サイトによれば、

「姿かたちはシナモロールそっくりだけど、本当の正体はまだ誰も知らない、謎に包まれたキャラクター」

だという。

そもそもマンホールカードとは、下水道事業に興味を持ってもらうことを目的に作成されたコレクションカードのこと。マンホールマニアも中心に、熱心なコレクターも生まれるほど人気のアイテムだ。

デザインマンホールを探す「まち歩き」も

今回のようなデザインマンホールは、地域の魅力を伝えられる路上アートとして近年注目を集めている。自治体によっては、フタにご当地キャラクターや名産品などをデザインし、地元住民や観光客を楽しませているものもある。


品川区内のデザインマンホール（イメージ）

品川区では、区内の全8か所に設置されたデザインマンホールを巡るまち歩きを「密を避けながら個人や親子・友達で楽しめる、まるで宝探しのようなレジャー」とアピール。

先述したマンホールカードだけでなく、区内のデザインマンホールの場所や詳細が書かれた「シナモロール　デザインマンホールまち歩きMAP」を作成し、無料で配布している。


シナモロールが描かれた可愛い地図だ

配布場所は「info＆cafe SQUARE」やしながわ観光協会など（なくなり次第終了）。

見た目も可愛いこちらのマップを持って、品川区内の地面に描かれたシナモロールを探してみてはいかがだろうか。