インテル時代に共闘したロナウド(左)とジャンルカ・パリウカ【写真:Getty Images】

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2度のW杯に出場したGKパウリカ氏がロナウドに言及「小僧のようなもので…」

 元イタリア代表GKでワールドカップ(W杯)では1994年アメリカ大会と98年フランス大会に出場したジャンルカ・パリウカ氏が、イタリアのテレビ番組「プリマ・ティヴ」に登場して元チームメイトについて語った。

 パリウカ氏は、サンプドリア時代の同僚としてジャンルカ・ヴィアリ氏やロベルト・マンチーニ氏、インテル時代からでは元フランス代表MFユーリ・ジョルカエフ氏や元アルゼンチン代表DFハビエル・サネッティ氏、そしてイタリア代表時代のロベルト・バッジョ氏とジュゼッペ・シニョーリ氏というアタッカー2人などの名前も挙げた。それでも、インテル時代のエースである元ブラジル代表ロナウド氏は特別な存在だったという。

「ロナウドがインテルに来た時、私は32歳だった。だから“小僧”のようなもので、いくつかの視点から見れば成長の余地や必要性を残していた。ただ、それから数年後にはあまりにも特別な選手になっていた。彼は私にとってナンバーワンの元チームメイトだ。もし膝の負傷さえしなければ、もっと凄い選手になっていただろう」

 そして、現役時代のパリウカ氏は94年アメリカW杯の決勝ではブラジル代表にPK戦で敗れたものの、そのストップ率の高さから“PK職人”としても名を馳せた。

 現在のインテルで守護神として君臨する元スロベニア代表GKサミール・ハンダノビッチもまたPK職人として知られる。サンプドリア時代にはナイトライフでも騒がせた元祖イケメンGKは、「ハンダノビッチはすでに私の記録に達しているけれども、それでもPKのスペシャリストは自分だと自負しているよ」と、プライドも垣間見せていた。(Football ZONE web編集部)